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2020年11月01日22:28

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誤解から生まれたブルームーン

ブルームーン 夜空にくっきり
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6290020

10/31夜の,いわゆる「ブルームーン」は,実は,アメリカの天文雑誌が誤認して記事にした文章に基づいたもので,何の根拠もありません。

本来の「ブルームーン」は米国メイン州の農事暦に由来し,その定義は…

「1年を春分,夏至,秋分,冬至で分けた春夏秋冬の,それぞれの季節内に,通常,3回の満月が起こるが,まれに4回の満月が起こることがあり,その3回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶ,」

と言うものです。
メイン州の農事暦では,各季節の1回目,2回目,最後の満月には名前が付けられていて,満月が1つの季節に4回起こると,3回目の満月が「名前のない月」になってしまいます。
それを「ブルームーン」と呼んだのが起源。

日本では,「誤ったブルームーン」のほうが有名になってしまいました。
Googleで検索してみると,「ブルームーン」が話題になったのは,2009年から。
意外と歴史が荒いんですね。

この記事は,明らかに「誤ったブルームーン」の経緯を知らない書きっぷり。
今は,日本では,こっちのほうがスタンダードなんですね。

昨夜の月は,天文学的にはもうひとつ,面白いことがありました。
それは,「今年いちばん小さい満月」だったこと。
いちばん大きく見える満月は,「スーパームーン」と呼ばれて話題になりますが,小さいほうは,なかなか脚光を浴びませんね。

今年最大の月と最小の月を並べてみました。

フォト


直径が10%以上違います。
並べて比べると良く分かります。

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