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2020年10月31日05:23

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E池C林の、おぼえがき。

「環境設定池カスタマイズ林(カンキョーセッテイチカスタマイズリン)」
こんな言葉を知っている人がいるだろうか(いるわけないだろ>自分)。

世の中にパソコンというものが出回り始めた1980年ころからパソコンを使っていらっしゃる(あの頃は「パソコン」ではなく「マイコン」と呼ばれていたらしい)、シンガーソングライターの谷山浩子さん。
浩子さんには、「浩子の半熟コンピュータ」という、ご著書がある。
雑誌「PCfan」の創刊号(1994年1月号)から4年間にわたって連載されたエッセイ(?)をまとめたもの。
「環境設定池カスタマイズ林」は、この「半熟コンピュータ」の1996年12月15日号に出てくる。

かつてのPCは、新たなソフトウエア(アプリ)をインストールするたびに、「環境設定」と「カスタマイズ」とをする必要があった。
そして、浩子さんはこの環境設定とカスタマイズとが大好きだったのだそうで。
それで、「酒池肉林」(要するに豪華な宴会のこと)の、酒の代わりに環境設定・肉の代わりにカスタマイズ、というわけで「環境設定池カスタマイズ林」になったわけ。
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さて。
いきなり「環境設定池カスタマイズ林」の話なんぞを始めたのは、一応、理由がある。
その理由というのは、先日、私が主に使っているデスクトップPCを買い換えたこと。

先週まで使っていたPCは、購入して8年ほどになるだろうか。
さほどの不具合はなかったのだけど、最近1〜2ヶ月ほどになって、Windows10のシステムを格納しているCドライブの空き容量が逼迫してきたのだ。
あげく、空き容量が少ないことからWindowsの更新プログラムを適用できなくなってしまった。

私は、自分でインストールしたアプリケーションとか各種のデータとかは、Dドライブにフォルダを作ってそこに格納している。
だから、データやアプリケーションの保存等に使っていないCドライブについて、容量が不足することはないだろうと考えていた。
しかし、よくよく調べてみると、Windowsというやつは、何もしなくても日々、容量が増大していくらしい。
それで、ついに我が愛機のCドライブ容量逼迫という事態を招来してしまったわけ。

先週に買い換えたPCは、前と同じEpson・Endeavorシリーズのスリムタワー(MR4800E)。
EpsonのPCは購入時にカスタマイズする受注生産方式なので、CPUとメモリと内蔵ハードディスクとを思いっきり積み増しした。
それと、プライマリHDDをCドライブとDドライブとにパーテーション分割してもらったのだけど、Cドライブの容量を従来の4倍強にしたから、とりあえずはCドライブ容量逼迫、ということにはならないだろう。

で、話はやっと、「環境設定池カスタマイズ林」に戻ってくる。
私の場合、Windows95のころに最初のデスクトップPCを購入して以来、メインで使うデスクトップPCを買い換えるのは、今回が3回目。
ほかに、サブで使っているノートPCも、1回、買い換えたことがある。
以前の買い換えの際には、OSの再設定やらブラウザの設定やら、要するに「環境設定」と「カスタマイズ」とに多大なる労力を費やしていた。
それが最近では、OSにしてもブラウザにしても、クラウドネットワークのおかげで(なのかな?)、通信ネットワーク上に情報が保存されている。
そのため、IDとログインパスワードさえ正確に把握できていれば、以前のように1から「環境設定」と「カスタマイズ」とをやる必要がない。
今回のPC入れ替えに際しても、マイクロソフトとグーグルとのID・パスワードを把握していたおかげで、環境移行作業はきわめてスムーズだった。
※ ただ、環境移行作業を終えた後、前PCからコピーしておいたかつてのデータ等を新PCに書き込むのに、かなりの時間を要したけれど。

私は谷山浩子さんではないので、環境設定やカスタマイズをやらずにすむのであればその方がありがたい(^^)。

そんなわけなので、浩子さんも、最近のPC環境では「環境設定池カスタマイズ林!」とか叫んで至福のときを過ごす、というわけには行かなくなっちゃっただろうね(^^;。
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2年前に私に断りもなくこの世界から旅立ってしまいやがった畏友(ここでは仮に「TTT」と呼ぶ)は、谷山浩子さんのファンだった。
というか、35年ほど前、私が奴と知り合った当初に意気投合したのは、谷山浩子さんの影響が大きい。
先日、その谷山浩子さんが乳がんに罹患したのでしばらくは闘病生活に入る、とのニュースに接した。
https://www.taniyamahiroko.com/s/y06/news/detail/other00016?ima=0000 「谷山浩子に関するお知らせ」)
浩子さんの歌声を再び聞ける日を、心待ちにしている。
おい、TTTよぅ、まだしばらくは、浩子さんをそっちの世界に呼び寄せるんじゃねーぞ。

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