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2020年10月29日14:12

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神は天にいまし、すべて世は事もなし。

10月26日(月)----------------------------

昼、
江古田仲間のS氏と北口のイタリアン
「アラサルーテ」にて昼食。
その後、東長崎「カフェ・プリヤートナ」
に移動。駄話継続。ご馳走様でした。

   --------------------
夜。
UCとしまえんにてSARUさまと合流。
「みをつくし料理帖」鑑賞。
https://www.miotsukushi-movie.jp/

高田郁原作の人気時代小説シリーズを
角川春樹さんが映画化。
享和二年(1802年)大阪大洪水によって
肉親を失った澪は江戸で料理人になる。
吉原遊女となった幼馴染みや周囲の人々
との交流と成長を描く人情時代劇。

TV朝日・NHKでドラマ化されていて、
それらは視聴済み。原作は未読。

ドラマ版と比較して、映画ならではの
作劇や映像があるかというと、
正直申し上げて微妙。
脚本も画作りも編集も疑問符だらけ。
物語自体に力があるので、最後まで
飽きずに見ることは出来ますが、
TVシリーズのファンは多少覚悟して
観に行く必要があるかもしれません。

対して、この映画ならではの見どころは
角川氏人脈による豪華な出演陣でしょう。
往年の角川映画を支えたスターたちの顔が
ちらほら。出演陣の中では中村獅童さんの
所作と存在感が素晴らしかったです。

>ドラマ版を観た時の日記:
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974268229&owner_id=27576300
私としてはNHK版がおススメ。
主演の黒木華さんは包丁さばきも
しっかり練習なさったご様子。

最近の私のお気に入り料理は
S&Bさんの「湘南ドライカレー」。
「みをつくし~」には出てきませんが……


10月27日(火)-----------------------

持病の腰痛が悪化したため
整形外科へ。
数日間はコルセット生活になりそうです。

------------雑談縄文系----------------

世間では「鬼滅の刃」の映画版が
大ヒットしていますが、
わが家でのブームは
今更ながらの「赤毛のアン」です。

東京MXテレビでの再放送を録画し、
寝しなに数話ずつ鑑賞しておりましたが、
先頃無事に最終話までたどり着きました。
https://s.mxtv.jp/anime/anne/

我々は年齢的にアンの育ての親たる
マシュー、マリラ兄妹の目線でアンの
成長を眩しく見てしまうわけですが、
案の定、最終50話近くの数話では
ボロ泣きさせられてしまいました。

当日記タイトル「神は天にいまし〜」は
「赤毛のアン」最終回のサブタイトル。
アンは哀しい事態もすべて天の配剤として
前向きに生きる決意をし物語は終わります。
これほど原作通りの宗教観に基づいて
作劇された名作アニメシリーズは珍しい
でしょう。(アン達はプロテスタント。)

今となっては、その保守的な内容に
反感を抱く人もいるでしょうが、
今どきのリベラルな価値観を持ってしても、
この物語が長く愛され続けてきた理由を
否定は出来ないでしょうし、
私たちはこれからも「家族」や「故郷」と
いうものを考え続けてゆくのでしょう。

名作には名作たる理由がある…
そう思わせてくれるアニメシリーズでした。
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