さて、今年もハロウィンの季節になってまいりました。
今年もHELLOWEENのネタを書いていこうと思うのですが、今年は少し趣向を変えて、個人的に大好きな、みのチャンネルのネタをパクッて書いてみようと思います。
題して、「HELLOWEEN 入門」。
拙くはありますが、僕が大好きなバンド、HELLOWEENを紹介してみたいと思います。
項目は
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��おすすめアルバム
��NEXTステップ
の４項目でお話しします。
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いわゆる、パワーメタルというスタイルです。
ツーバスを駆使したスピード感とパワー感のあるビートと、流麗かつ壮麗なメロディが特徴的。
ボーカルが３人変わっていますが、それぞれのスタイルで歌い上げているのが印象的です。
マイケル・ヴァイカートという天才作曲家が中心人物で、彼に加え複数、有能なソングライターが在籍し、常に優れたメロディを生み出すことも特徴です。
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１．カイ・ハンセン
初代リーダーで、ボーカル兼ギタリスト。
デビュー当初、メインのソングライターも彼でした。
彼の生み出すポップかつキャッチーなメロディと、豪快なリズムが、今日のジャーマンメタルの礎となったといっても過言ではないと思います。
ギターは派手なフレーズは弾かないものの、楽曲を引き立てる印象的なリフとリードギターを奏でます。
ボーカルは圧倒的な歌唱力はないもの、特徴的な、いわゆる爬虫類的な声で、しっかりとメロディをとらえており、彼の個性的な声こそ、HELLOWEENの声だという人もいます。
２．マイケル・キスク
名盤「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」より加わったリードボーカル。
加入当時18歳だったものの、すでに堂々と完成されたすさまじい歌声を聴かせた天才です。
異様なまでの幅広い音域、マイルドな歌声、時にはオペラティックに歌い上げます。
HELLOWEEN在籍時には、個性的なハードロックを作曲したこともあります。
３．アンディ・デリス
マイケル・キスクが脱退してから加入し、現在まで在籍しているリードボーカリスト。
以前在籍していたPINK CREAM 69の時から、哀愁あふれるメロディを生み出すソングライターとして知られていましたが、HELLOWEENに加入してからも、その才能を存分に発揮。
現在のHELLOWEENの中心的なソングライターといっても過言ではないと思います。
４．マイケル・ヴァイカート
結成時から在籍するギタリストで、数々の名曲を生み出した天才作曲家。
HELLOWEENの代表曲は、だいたい彼が生み出したといって過言ではないと思います。
壮麗かつ劇的に展開する曲や、ポップかつキャッチーな曲、哀愁あふれるメロディと、多彩なメロディを量産してきました。
ギタリストとしても、リードもリズムもそつなくこなし、代々のパートナーのギタリストとも、スタイルを合わせることのできる器用さを持ち合わせています。
LIVEでのパフォーマンスも見事です。
5.ローランド・グラポウ
カイ・ハンセン脱退後から加入したギタリスト。
イングウェイ・マルムスティーンからの影響を公言しており、速弾きを駆使したリードギターを聴かせてくれていました。
在籍時はHELLOWEENのスタイルにとらわれないような個性的な楽曲を生み出すことが多く、彼の楽曲は物議を醸しだしていた印象があります。
6．サシャ・ゲルトナー
ローランド・グラポウ脱退後から加入したギタリスト。
歴代のギタリストの中でも圧倒的な技術を誇り、そのテクニカルなギターフレーズで聞き手を魅了しています。
7．マーカス・グラスコフ
結成時から在籍するベーシスト。
時にはギタリストよりも前面に出るテクニカルかつ、メロディアスなフレーズが特徴的で、聴きごたえ十分。
その図太い音で、強烈なグルーヴを生み出します。
ここ近年は、ソングライターとしても、素晴らしい活躍をしています。
8．インゴ・シュヒティンバーグ
初期のHELLOWEENを支えた、ヘビーメタルシーン最高峰の凄腕ドラマー。
ただビートを刻むだけでなく、手数の多いフレーズでリードドラムともいえるようなフレーズをたたき出しながら、しっかりとメリハリをつけ楽曲の完成度に貢献する、ロックのお手本のような素晴らしいドラムを聴かせてくれます。
この人を失ったことはHELLOWEENだけではなく、ヘビーメタルシーンの大きな損失だったといっていいでしょう。
9.ウリ・カッシュ
インゴ・シュヒティンバーグ脱退後から在籍したドラマー。
異様なまでの手数で、テクニカルなフレーズを生み出す存在感のあるドラマー。
彼のややタメのあるドラムは好き嫌いが分かれるかなとは思います。
ソングライターとして、名曲を在籍時に多く残したことでも知られています。
特に“Push”は名曲でしょう。
10.ダニ・ルブレ
ウリ・カッシュ脱退後から現在まで在籍するドラマー。
爆走感のあるビートと、メリハリのあるフレーズはインゴ・シュヒティンバーグを彷彿とさせます。
��おすすめアルバム
HELLOWEENで、まず最初に聴いてほしいのは以下の３作。
どれもとても聴きやすいアルバムです。
1．「KEEPER OF THE SEVEN KEYS Part1＆2」
まずはこれでしょう。
ヘビーメタルシーンのみならず、ロック史に残る絶対的な名盤。
個人的にはヘビーメタルの最高傑作はこのアルバムだと思っています。
マイケル・キスクの見事なボーカル、カイ・ハンセンとマイケル・ヴァイカートの流麗なツインギターに加え、圧倒的な存在感を放つのがマーカス＆インゴのリズム隊。
時にはフロントの３人よりも前に出るこのリズム隊の存在は、本作の圧倒的な個性に寄与していると思います。
収録曲の充実度もすごい。
カイに“I Want Out”、ヴァイキーの“Eagle Fly Free”は歴史的名曲です。
Eagle Fly Free
https://www.youtube.com/watch?v=OLcs-UZo5E4
I Want Out
https://www.youtube.com/watch?v=FjV8SHjHvHk
2．「WALLS OF JERICHO」
カイ・ハンセンがボーカルをとっていた時代の名作。
のちの「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」と比べたらブルータルかつスピーディーな画局が多く、メロディも粗削りですが、そのスラッシュメタル的なアプローチがカッコいい。
本作収録曲は、カイ・ハンセンが歌ってこそ、魅力が発揮されると思います。
“Ride The Sky”、“How Many Tears”は名曲中の名曲です。
Ride The Sky
https://www.youtube.com/watch?v=kM5adh7Uktc
How Many Tears
https://www.youtube.com/watch?v=L6V9hoG3thE
3．「STRAIGHT OUT OF HELL」
現在のラインナップで作成された2013年作。
本作は、デビュー以来のHELLOWEENの足取りを総括したような、彼らの魅力をすべて詰め込んだアルバム。
アンディ・デリスの哀愁のメロディ、マイケル・ヴァイカートの劇的な楽曲に加え、マーカスが生み出したストレートなアルバムタイトルトラックが素晴らしいです。
サシャのテクニカルなギターフレーズ、ダニのスピード感のあるドラムも見事です。
Straight Out Of Hell
https://www.youtube.com/watch?v=GkLbOoGC2PY
�ぅ優�ストステップ
おすすめアルバムを聴いて気にったら進んでほしいのが以下のアルバム。
「THE TIME OF THE OHTH」
個人的にウリ・カッシュのドラムが苦手で、ローランド・グラポウの作る曲はあまり好きではないので、この２人が在籍していたアルバムはあまり手に取らないのですが、その中でもこのアルバムは出来はいいです。
アンディ作曲の“Forever And One”は見事だし、ヴァイキーの圧倒的な名曲“Power”の完成度の高さは言うに及ばず。
Forever And One
https://www.youtube.com/watch?v=-Dl6CLWLMzk
Power
https://www.youtube.com/watch?v=WmP4iTGY97Y
さて、ここまで書いてきましたがいかがだったでしょうか。
最後に、HELLOWEENを気に入ったら、その関連のバンドやプロジェクトを聴いてみても面白いです。
特にカイ・ハンセンがHELLOWEENを脱退した後に結成したGAMMA RAYは、彼ならではのスタイルが貫かれた素晴らしいバンドで、数多くの名曲を生み出していますし、アンディ・デリスのソロアルバム「COME FROM THE RAIN」は彼の魅力が詰まった素晴らしきメロディアスハードロックアルバムです。
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