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2020年10月26日21:11

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・・・・覚えちゃうよね?

暗記数学というから勘違いさせてしまうと思うのですが、解放パターンを覚えるのではなく、ある程度計算問題を解いていくと、解放パターンが出来てくるだけの話ですよね。
そのパターンが脊髄反射で出てくるまで、ひたすら計算問題に取り組めば、計算力が身に付くというだけの話ですよ。

その身に付くまでに必要な時間が何時間掛かるのか?という話と、受験で出題される問題はある程度パターン化されているという事を知っているかいないかという話ですよ?

難問とされている問題もパターンの組合せになってくるわけですが、難問たりえるパターンが無数にあるわけでは無いわけですよ。
考えて組合せを見つけられる人、パターンに頼らずゼロベースで答えが導き出せる人は当然居るわけで、凡人が才人に並び追い越すための工夫の一つなわけです。

1ヵ月程、数学の受験問題を毎日8時間程解いていれば、ある程度のパターンの習得が可能で、考えて導き出した答えであれば、忘れろと言われても忘れる方が困難ですよね。
受験問題も、難関大学だけではなく、中堅どころを取組む事で、解法の発想を得られる事も少なくなく、そうやってパターンを増やしていけば、大学ごとの傾向が見えてきますから、自分が目指す大学の傾向に沿った大学の過去問を集中的に解くことで、底上げも出来ますよ。

数学の最低限の要求は暗記だ

これ、中学校の数学の教師が言っていた言葉で、公式を覚えないと話にならないという事を言いたかったようですが、公式を知らなくても解ける人は解けちゃうんですよね。
ですが普通の人は、それが難しいので、公式を覚えましょうという話なんですよ。
恐らく、ここで言うパターンというのは、自分なりの公式を見つけましょうという事にも繋がると思うんですよね。

仮に、数学解法のパターン集なるものがあって、それを覚えれば万全wwなどといううたい文句が書かれていたとしても、その本は、多くの人には無意味なんですよね。
なぜなら、公式を覚えても、その使いどころを知らなければ意味が無いのと同じように、そのパターンが当てはまるパターンを知らなければ、無駄に脳の領域を使うだけの話なんですよ。

因みに、高校2年の夏休みに寝言で数式を言うくらい数学に没頭したら、秋口には某予備校の選抜クラスに入れました。
他の教科は置いてけぼりでしたので、数学だけなんですけどねw
ただ、平凡な成績だった数学が得意科目なったメリットは大きかったですよ。

考え方を自ら導き出すというプロセスは、人生において必要なプロセスなわけですよ。
数学なんて社会に出たら何の役にも立たないと言っちゃっている人が居ますが、役に立たない事は、学校では教えていないんですよ。

教わったことを役に立てるか立てないかは、その人次第というだけの話なんですよね。




■受験必勝法「暗記数学」の提唱
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6280468

 私立灘中高(兵庫)、東京大医学部という入試の最難関を突破した経験などに基づき受験に関する著書を多数世に出している精神科医の和田秀樹さん。「受験は要領」「数学は暗記だ!」など挑戦的なタイトルでも話題を集めてきた。「和田式」とも呼ばれる勉強法から「やる気」の引き出し方までいろいろ語ってもらいました。【聞き手・三木陽介】


 ――先生が提唱する「暗記数学」の方法と狙いについて教えてください。


 ◆数学では問題を解けなかったら先に答えを見て解法を覚えることを勧めています。その方が効率的だからです。数学に限らず自分は勉強ができないと思っている子には、理由が二つあります。一つは計算力などの基礎学力がないこと。これはコツコツと身に付けるしかありません。もう一つは問題を見た時に解く方針が立たないことです。この場合1時間うんうんうなってみても解けません。でも、解法をたくさん覚えていれば、それらを組み合わせて思考できるようになります。


 将棋でもコマの進め方だけ知っていても勝てませんよね。いろんなパターンを覚えないといけない。スポーツでもやり方を教えてから練習させますよね。勉強も同じです。勉強のやり方を知らないのに自分はだめだと思っている子が多い。問題を解けるようになることが勉強のやる気を上げる最も大切なことだと思います。


 ――数学の解法パターンはどれくらい覚えればいいのでしょうか。


 ◆文系なら500〜600、理系は700〜800がおよその目安です。一例を挙げると、「42×65+65×58」の計算問題の場合、「(42+58)×65=100×65」というパターンを覚えていると、ミスも減るし簡単に解けます。


 ――他にも入試で役立つ勉強方法を教えてください。


 ◆志望校の入試問題の傾向や配点を調べ、戦略を練ることが必要です。例えば、東大の理科1類の2次試験だと合格ラインは440点のうち最低で220点ぐらい取ればいいので、どの科目で点を稼ぐか戦略を立てればいいわけです。英語が得意で120点中100点ぐらい取れる力があるなら、残りの科目で120点をどう取るか考える。苦手科目を克服しないとだめだと思ってしまいがちですが、得意科目で点を取れればその分、心理的負担が減ります。苦手な科目をおろそかにしてはいけませんが、無理に伸ばそうとするよりも、得意科目を思い切り伸ばしてあげた方がいいと思います。


 ――入試では苦手科目を作らない方がいいと思っていました。


 ◆戦略を立てることは、選択と集中をするということです。これは大人になってからも大切なことです。営業の仕事がうまくいかない時、「根性で1000軒回る」よりも、効果的なアポイントメントの取り方や、よりよいプレゼンテーションの仕方を学んだ方が賢明ですよね。受験勉強でいろいろとやり方を工夫してみた経験やノウハウは実は将来社会に出てから役に立つのです。受験勉強は勉強だけが目的ではありません。それをきちんと大人が教えてあげるべきです。


 ――受験勉強では「復習」が大切だとおっしゃっていますね。


 ◆ドイツのある心理学者がこんな実験をしました。意味のない三つのアルファベットの羅列を覚えさせ、時間とともにどれだけ忘れるかを調べました。その結果、1日後には74%忘れてしまうという結果が出ました。脳は、必要がないと判断した情報は自然と忘れるようにできているのです。だから記憶に定着させるには復習が必要なのです。労働災害の再発防止のために「ヒヤリハット事例」を集めて共有しますが、これはどんな時に失敗するかを意識するとミスを繰り返さなくなるからです。


 ――復習する際のポイントはありますか。


 ◆3段階の復習をお勧めします。まず、短時間でもいいので翌日に見直して確認する。次に日曜日に1週間分の勉強を復習する。さらに月末に1カ月で進んだ範囲を見直す。記憶から消えてしまう前に頭に定着させるためです。記憶したことを引き出すことを意識したトレーニングも重要です。例えば、数学でベクトルの解法を50個覚えたらそれに関する過去の入試問題を何問も繰り返し解いてみる。歴史なら単に年号や出来事を覚えるのではなく、例えば過去問で「鎌倉時代に確立した武家政権の没落はなぜ起きたのか」という論述問題が出たなら、それに合わせた解き方をしてみる。


 ――勉強を習慣づけるコツはありますか。


 ◆子どもは小さい時、歯磨きを嫌がりますよね。でも習慣化すると、逆に歯磨きをしないと気持ち悪くなります。勉強もそうなるように大人が仕向けてあげればいいのです。きっかけづくりとしては、苦手科目よりも、得意あるいは好きな科目から勉強させるとか、勉強が終わったらおやつをあげるとか、解法を教えてあげて問題を解ける喜びを体験させてあげるとか、いろいろあると思いますが、やる気や意欲を見せる瞬間が必ずあるはずです。子どもそれぞれで違うので親はその瞬間をしっかり観察することが大切です。


 ――好きな科目がない場合はどうすればいいですか。


 ◆特定の科目を好きになる方法をいろいろ試してみるといいでしょう。例えば、歴史なら漫画、小説、ドラマなどから親しんでみて、好きになったら参考書などで詳しく勉強する。地理なら家族で旅行に行った時に、地名や特産物を教えてあげる。私の娘も中学受験時に地名などを暗記するのに苦労しましたが、盛岡を旅行した時に、「あれが北上川だよ」と伝えたら「ここだったのか!」と頭に刻まれたようです。楽しい体験が伴うと暗記はしやすくなります。


わだ・ひでき


 1960年大阪生まれ。87年に出版した「受験は要領」がベストセラーになって以来、受験関係の著作は200冊以上。90年に開業した受験勉強法の通信教育「緑鐵(りょくてつ)受験指導ゼミナール」では無名校から東大や医学部の合格者を輩出している。精神科医や心理学の視点から親教育にも力を入れている。


毎日新聞

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