とあるブログで、草なぎ剛さん主演映画
「ミッドナイトスワン」の感想(レビュー?)が書いてあったのだが、一つ気になる点があった。
「女になりたいという気持ちがわからない。」
、、、
草なぎさんが身体的には男性のトランスジェンダーの役のようであるが、上記のコメントをした方はトランスジェンダーのことを理解していないように思える。
(私もさほどわかってはいないのだが、、、)
女になりたい。
ではなく、
女であるのに男の外見であることが辛く、悲しい。
ということだと思う。
男女逆の場合も同じだろう。
自分自身は「女性」であるにも関わらず、身体的には「男性」として生きていくことがどれほど辛いことか、私にはその苦しみは想像がつかない。
本人にとっては、女であるはずの自分が身体的に男であるために、世間や家族から男としてしか扱われないとなると、その人の自我はその人自身で否定してしまうことにもなりかねない。
私には単純に考えることができない。
先のブログの主はなぜ、
「女になりたいという気持ちがわからない」
という発想しかできないのだろうか?
もう少し多角的な視野で物事を考えることはできないのだろうか。
一般常識というやつも時代と共に変わって行く。
偏った考え方も徐々に変わっていってほしい。
差別に繋がらないことを切に願う。
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