mixiユーザー(id:67571937)

2020年10月19日00:08

57 view

自然と摂理

今日は久方ぶりに陽がさした。太陽の温かさを感じることができた。アパートから自転車で駅まで行く途中に、何百メートルかの堤のようなものが続く。昔、この地方は馬を放牧していたそうで、馬がそれを超えることのできない程度の盛り土がされ、それが辛うじて残っている。堤のこちら側が流山市で、堤を乗り越えて向こう側は柏市になる。公園になっているわけでもなく、ただ2メートル弱の堤全体に木々が生えており、いろいろな鳥たちの鳴き声も聞こえてくる。今日、その傍らを自転車で往きながら、数日前にもし亀が死んでしまったら、この堤に埋めようかと考えていたことを思い起していた。幸い亀は死ななかった。一日エサを与えずに、便秘の状況を気遣ったのが良かったのかもしれない。あるいは、それらは関係がなかったのかも知れない。当面は、亀が自然の治癒力によって、自らを癒したことは間違いない。さらに言えば、何とか乗り越えて生き続けてほしいという私の願いにも、僅かな効き目があったのかもしれない。結局は、動物にしろ人間にしろ、この命を与えたものが、またこの命の寿命を決めるのだということだ。これは人が悲しんだり悔やんだりすることを、超越した摂理なのだ。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する