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2020年10月04日01:18

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古楽の楽しみ、他 LXVII (随時追記)

古楽の楽しみ 2020/8/27(木)放送分
▽特別企画「私と古楽」第4回 鈴木優人
出演:鈴木優人/今週のテーマは「私と古楽」。これまでに出会ったさまざまな音楽、そして作曲・編曲といった最近の活動も織りまぜてお送りします。

1981年両親が音楽の勉強をしていたオランダ生まれ
その頃の記憶はあまりない、両親から話を聞く
リコーダーアンサンブルのメンバーがとても可愛がってくれた
バロックからポップまで得意とした
リコーダーソロのある2,4番ではなく
敢えて弦楽器のみで演奏される第三番をリコーダー4本で演奏してしまう

「ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048から第3楽章」
バッハ:作曲
(合奏)アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット
(4分30秒)
<Newton Classics 8802044>
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古楽西洋音楽をオリジナル楽器で演奏する中心地
遊び心のある演奏家に恵まれた

父親の転勤先である神戸へ、大学で教鞭を執る
大学にあるオルガンが幼児記憶の音色
松陰女子学院大学のチャペル
フランス風のバロックオルガン、ガルニエオルガン

1983年建立
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「教区のためのミサ曲から「グロリア」の「グラン・ジュによる対話」」
フランソワ・クープラン:作曲
(オルガン)鈴木雅明
(1分45秒)
<ALM RECORDS ALCD-1014>
平島達司先生は研究を重ね

父のアシスタントのために木に寄りかかっていると振動が伝わってきた

麻布学園 一般的には大学進学音楽で目覚める人多し
山下洋輔さんなど
オーケストラに入りフルート・ファゴットを担当
オケ仲間と演奏会を作ろう
大袈裟に言うと初めてプロディースした

東京芸大に進学永富先生に師事 音楽の運動性を学ぶ
作曲科に進み雄高惇忠先生のもとで学ぶ
新しい音楽に触れる
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「レセルカーダ」
オルティス:作曲
(合奏)アンサンブル・ラ・キメーラ
(2分18秒)
<m.a Recordings M063A>
ブエノスアイレス・マドリガル ラテン音楽のルーツ

「わが愛のミロンガ」
ラウレンス:作曲
エグエス:編曲
(合奏)アンサンブル・ラ・キメーラ
(2分44秒)
<m.a Recordings M063A>

バンドネオンの演奏でのバロック音楽
バロックバイオリンでのラテン音楽
クロスオーバー作品
実は音楽はすべて地続き
アンサンブルジェネシス設立:どんな音楽も生まれた時は新しい音楽だった
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「歌劇「みやびなインドの国々」組曲から「タンブーラン」、「ゼフィーロの第1エール」、「未開人の踊り」」
ラモー:作曲
鈴木優人:編曲
(管弦楽)読売日本交響楽団、(指揮、チェンバロ)鈴木優人
(4分39秒)
<読売日本交響楽団 ALTYM-010>

ほとんどが古楽器による演奏だが、私が指揮しているモダンオケによる演奏
私の編曲にすることでクラリネットファゴットオーボエを
打楽器パートを即興的な演奏で
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切っても切れないのがBCJ
父の鈴木雅明が創立
大学時代メサイヤから演奏会に参加
リハはいつも非常にわいわいしていて様々な音楽的意見を言い合うが
いつもピリッとした緊張感があり怖い思いをした

「チェンバロ協奏曲第8番 ニ短調 BWV1059Rから第1楽章」
バッハ(鈴木優人補筆):作曲
(チェンバロ、指揮)鈴木優人、(合奏)バッハ・コレギウム・ジャパン
(6分13秒)
<BIS BIS-2401>

8小節しか残されておらず9小節目でやめなければいけないが
カンタータ第35番と同じ音楽なのでそれを元に復元
作品名のRは復元
オーボエがともに活躍
バイオリンと一緒に複雑な音形で演奏される
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ホールで議論を重ねみんなでアイディアを集めながら復元した記憶
どうして日本人がバッハを演奏するか初期に散々言われた

通奏低音のためのオルガン…
本来バッハは大きなオルガンを演奏していた
運べるポジティブオルガンほど小さくない、コンバスと同じライン&高い倍音管も可能な

「マタイ受難曲 BWV244から第35曲「おお人よ、おまえたちの大いなる罪に泣け」」
バッハ:作曲
(合唱、合奏)バッハ・コレギウム・ジャパン、(指揮)鈴木雅明
(5分57秒)
<BIS BIS-2500>
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BCJ創立30周年、ヨーロッパツアーも盛大に行われるはずが…
ホールが空っぽになった、ヨハネ受難曲
集会可能な人数が5人までになったとき警官に"何をやっている"
バッハを録音していると答えると"昨日配信で聴きました"
何とか録音出来た
音楽時代の働きが弱まることはないが今まで通りでは届けられない

「カンタータ第5番「どこへ逃げようか」から第3曲のアリア「豊かにあふれ」」
バッハ:作曲
(ビオラ)アントワン・タメスティ、(チェンバロ)鈴木優人
(5分47秒)
<King International KKC-6057>
アントワン・タメスティは盟友、フランスを中心に活躍

まさに今の時代にぴったり、神様からの答え
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古楽の楽しみ 2020/8/28(金)放送分
▽特別企画「私と古楽」第5回 大塚直哉
出演:大塚直哉/今週のテーマは「私と古楽」。古楽に魅かれていった数々のきっかけや思い出、古いオルガンとの出会い、そしてこれからの「古楽」について語ります。

音楽はテレビ番組などで親しむ、3歳半からピアノを習う

「G線上のアリア」
バッハ:作曲
ウィルヘルミ:編曲
(バイオリン)ミッシャ・エルマン、(ピアノ)ジョゼフ・セイガ―
(5分05秒)
<DECCA KICC88/95>

家にあったお気に入りのレコード バイオリンとピアノで弾いたG線上のアリア
どの演奏家かは定かではない

19cピアノ編曲版に驚かれるかもしれない
直哉先生自身もっとバッハの時代のバッハを、と否定する気持ちもあった
19cの人たちは自分たちの楽器で楽しもうとしていた
G線上…はバイオリンの持つ重低音の魅力
ピアノのパートに惹かれていた、大人になってからチェンバロで弾いた時ショックを受けた
ピアノの右手:セカンドバイオリンのパート

バッハはバスのパートの魔術師
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「イン・ノミネ」
ギボンズ:作曲
(合奏)アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット
(3分48秒)
<ポリドール POCL-2553>
16cイングランドの響き、リコーダーの音色

小学校の時先輩が音楽会で弾いていた美しい対位法
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ポリフォニー、対位法は人間の声がメインだった
中高の部活などでも合唱に触れることができ古い音楽の魅力に出会った
先生が機会を作って下さった

「動物たちの対位法」掛け声で始まり
中間では犬や猫、鳩がそれぞれのタイミングで鳴く
それぞれが独立しているが全体としては調和がとれていると感じた

「動物たちの対位法」
バンキエーリ:作曲
(合唱)キングズ・シンガーズ
(1分01秒)
<EMI TOCE-7661>
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中学の音楽の先生からいろいろなきっかけを与えられた
古楽のチェンバロをお持ちで弾かせてもらった
音源をカセットでダビングして聴く

「ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050から 第1楽章」
バッハ:作曲
(合奏)ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、(指揮)ニコラウス・アーノンクール
(10分38秒)
<TELDEC WPCC-5322>
1981年の録音
あちこちで軽さがあるがびっちりと書き込まれている、衝撃を受けた
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全体的にゆったり目だけどチェンバロによるカデンツァはやっぱり超絶技巧、弾き手の個性が出て楽しい
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演奏は他とちょっと違う、当時の演奏を再現する古楽器
アムステルダムに留学してチェンバロを勉強
日本でも素晴らしい先生や奏者はいたが、当時の楽器が沢山残っていた
17cのオルガンなどはその場に行かないと弾けない

オルガンの音は1台ずつ違う、基本的なパイプ(プリンシパル)の種類の違い
教会の空気の違い、雄弁で柔らかい音にびっくりした想い出
ミーントーン、古い時代の調律法の魅力

「トリオ・ソナタ ハ長調 BWV529から 第1楽章(一部)」
バッハ:作曲
(オルガン)ジャック・ファン・オールトメルセン
(0分48秒)
<Challenge Classics CC72096>
クリスチャン・ミラー製作のオルガン

「トッカータ ト調」
スウェーリンク:作曲
(オルガン)ベルナルト・ウィンセミウス
(4分52秒)
<Nm Classics NM92119>
1511年製
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触ってみなければ弾いてみなかれば分からなかった事
沢山の出会いから古楽にのめり込む

何百人になるだろうか、子供たちが古楽を学ぶワークショップで
教材やCDを作るプロジェクトに参加
その教材から2曲

「ガヴォット ト長調 HWV491」
ヘンデル:作曲
(チェンバロ)大塚直哉

「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565から トッカータ」
バッハ(伝):作曲
(オルガン)大塚直哉
(3分20秒)
<ALM Records ALCD-1115>
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「協奏曲 ハ長調 RV.114」
ヴィヴァルディ:作曲
(合奏)アンサンブル・コルディエ
(6分25秒)
<コロムビアミュージックエンタテインメント GES-13557>

小林道夫先生、礒山先生はモダンの人たちともバロックをやりなさいと仰った
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バッハのブランデンブルク協奏曲はK.リヒターが初めてだったし、そもそも私が手にしたのはモダン楽器なので様々な楽器による演奏に抵抗はない。
トッカータとフーガに触れたのは狭義のパロディ…鼻から牛乳(やめんかっ
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