過日の本中小屋駅跡に続き石狩月形駅跡にも行きました（同日ですが）。
ここは札沼線の廃止区間である北海道医療大学駅〜終点の新十津川駅間で一番大きな規模で、かつ一番風情がある駅だと思います。
この区間は全線単線非電化ですが、約45�劼隆屬芭鷦峭圓�違いが出来るのはここ石狩月形駅だけしかありません。
つまり1日の列車運行回数に大きな制限を受け、終着側の新十津川駅は1日1往復だけでした。（晩年も1日2往復）
石狩月形駅はまるで鉄道模型のようなレイアウトで、こんな雰囲気の駅は全国でも極めて珍しいと思います。
駅員は時間限定でいました。駅周辺は住宅が大変に多く、車で数分の場所には宿泊も出来る月形温泉や広大な整備された公園などもあります。
また少し先には月形刑務所もあり、ここは全国でも有数規模の農園を持つ刑務所で街が誘致して建設されたものです。
明治時代とかも刑務所はあり（いわゆる監獄）、一時老朽化で廃止されたのですが法務省が東京の中野の刑務所を廃止して（老朽化）代わりの場所を探していた時に月形町が手を挙げて誘致したという珍しい刑務所でもあります。
普通町が誘致しようにも住民が猛反対してダメになると思うのですが、その辺の経緯は私にはよくわかりません。
この駅は正面側、裏側共に住宅が多く、行き来するには駅の端から迂回しなくてはならないのですが、今年の7月から11月末までに限りJRが構内通路で駅を南北に自在に行けるように配慮してくれたそうです。
おかげで写真撮影も存分に楽しめました。
数日中に石狩月形と過日アップした本中小屋駅跡を動画にまとめてアップする予定です。
趣のある石狩月形の駅舎、構内配線は恐らく来年の早いうちには撤去、更地になると思いますので興味のある方はお早めに。
撤去跡はバス乗り場やコミュニティセンターなどが予定されているようです。
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