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2020年09月29日19:28

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無言歌は続く

 今宵1枚目の音楽は Disc14 R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』 
 三枚組三枚目 第三幕 
 
 美しい恋の終わり

 オペラのあらすじをごく簡単に整理 年上の元帥夫人が若き青年貴族オクタヴィアンと不倫を そこに若い娘のゾフィーが登場し オクタヴィアンと恋仲になり最後に元帥夫人は身を引くという 三角関係のメロドラマ 最後の幕の終盤に歌われる三重唱 若い二人が恋を謳歌おうかする陰で 元帥夫人は美しい立ち居振る舞いで身を引く覚悟を歌う この歌こそ 恋の終わりを美しく締めくくる歌 白眉かな オペラ史上最後の夢芝居

 
 このオペラのコンセプト モーツァルト風の喜劇 当時のオペラ界は プッチーニの「トスカ」のように 舞台で人殺しの場面が登場するような作品が多く シュトラウスたちは 観客に 新しいオペラを提供しようと考え 軽妙な会話劇 ワーグナーみたいな重厚な響き ウィンナ・ワルツ いろんなモチーフを一つにまとめ 夢のようなオペラに仕立てたのが「ばらの騎士」 我が敬愛する音楽評論家の吉田秀和氏は一番好きなオペラは何かと聞かれて モーツァルトを除けば『ばらの騎士』であると答えている R.シュトラウスの遺言によってゲオルグ・ショルティの指揮によって演奏された その演奏ではないが写真2 カラヤンは1982年に録音したのも有名だ 

 今宵二枚目は Disc37:
 1. シューベルト:交響曲第3番ニ長調 D.200
 2. R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op.40

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ズービン・メータ(指揮)1967年

 さて昨日も記載した通り 明日は母の誕生日なので 温泉旅にお出かけ 途中鹿島スタジアム近くに寄る用事あり 宿はかんぽの宿 アワビ膳と書いてあったかな アワビ蒸しだったけかな 予約してからパンフレットは見ていないのでよく思い出せん 行ってからのお楽しみでいいさ 桶川方面から久喜のほうに抜けて 国道354へ出て 利根川沿いをのんびり並走 どこかで霞ヶ浦を渡って鹿島灘方面へ 鹿島スタジアム近くに行く 下から上に行くか 上から下に行くか 思案中

 今日は畑の耕耘 母が花の種をまくところ それに菜花を これは桜の前にした 暮れから陽春まで花が咲く ミツバチさんの冬の食べ物だ それと古いリンゴの木を選定 消毒をしないので虫が気に穴を開ける バッサリ来て見ると木の半分以上が空洞 すごいね リンゴの木はおいしいとも云へる といふこと10時半 さて昼飯だ

 昼にそばを茹でる 乾麺80グラム それに金谷ホテルのパンに粒マスタードを塗ってハムを焼いてのせる 柿の薄切りを乗せて オーブンレンジで両面を二、三分焼く うまいね そばは一人100gもなかったかな 忘れた 相変わらずベニシアさんを見てのんびり ミツバチさんを見回って上沼さんの料理を見る クリームのないグラタン 自分でも作れそうだ 塩と胡椒ニンニク あとはなんだっけかな レシピを覗いておくか

 午後はひたすら草むしり 3時までひたすら草むしり 途中で隣のおばさんが来て 秋ジャガが15センチくらいになって来たが 1本にするのか と問われたので できれば一、二本にした方がいいと答えた ネギとお芋の間の草 ビッシリ4ヶ月くらいは草取りはしなかったのでボウボウ しかし雨後なので 比較的すっと抜ける 晴れると難儀になる

 夕飯にカレーを食べ切る 焼売を一人一つずつ入れて加熱 焼売カレー 意外にいけるね フライはカロリーが高いし 焼売はいい考えだ 湯煎すると もっとヘルシーなカレーになる

  私の好きな詩歌  しらなみ  中野重治

 ここにあるのは荒れはてた細ながい磯だ
 うねりは遥かな沖なかに湧いてい
 よりあいながら寄せてくる
 そしてここの渚に
 さびしい声をあげ
 秋の姿でたおれかかる
 そのひびきは奥ぶかく
 せまった山の根にかなしく反響する
 がんじような汽車さえもためらいがちに
 しぶきは窓がらすに霧のようにもまつわつてくる
 ああ 越後のくに 親知らず市振(いちふり)の海岸
 ひるがえる白浪のひまに
 旅の心はひえびえとしめりをおびてくるのだ
 
 
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