mixiユーザー(id:64123466)

2020年09月26日16:28

30 view

2020-09-23 らあいち

 ウチの会社はお盆休みが無い代わり、7〜9月の間に4日、好きなタイミングで特別休暇がとれる。
 自分は今年4日目の消化をこの23日にしたので、世間の四連休は五連休となっている。
奥さんは仕事だし、子供らも仕事や学校なのでたまたま同じ家にいる息子と昼飯を食べに行く。
 息子は昨日の「イロドリ」には行っていないので、今日がラーメンでも何の問題もない。ただ自分が連チャンでラーメンになってしまうが、自分はラーメン好きなのでこれまた問題無し。
 で、今日は最近開店した岐南町の名岐バイパス沿いにオープンした「喜色」(喜は簡略字で”七”を三つ)に行ったのだが、連休明けで臨時休業。
 がっかりして、どうしようか迷う、近所には油そばの「歌志軒」やつけ麺「湯咲」、はたまたイタリア風の「イタメン」があるが、最も近い「らあいち」とした。
 随分前に1回来たことがあったが、あの頃あったシネコン「シネマ ジャングル」はずっと前に閉館してしまって、現在取り壊し中であるう。今はイオンシネマ等のように大型SCと併設していなければ映画館経営は難しいのだなあ。
 「らあいち」はそんな昔に一度行ったきりなので、自分の中では味噌ラーメンの店という認識だったのだが、その民芸風の店内に入ってみれば「ベトコンラーメン」が主流の店だった。
 民芸風の建物と店内でありながら、主流はニンニクたっぷりの「ベトコン」とはギャップが激しい。
 入口を入ると正面にカウンターがあり、その向こうはオープンキッチンとなっている。入口右から壁を挟んで小あがりの座敷となっており小上がりの突き当りから奥へ4人掛けのテーブルが2つといった店。すべて黒塗の民芸家屋風となっており、パッと見には日本蕎麦が似合いそう。装飾品も民芸品だ。13時過ぎだったが、割りと客は多い。平日だから勤め人の遅い昼食時間でもあり、自分と同じように今日が休日のカップルも居る。
 小上がりに案内されて、メニューを見る。明日から仕事の身としてはニンニクが強烈な「ベトコン」は避けねばならぬ。
「ベトコン」と言っても、通常は醤油ベトコンか味噌ベトコンなのだが、このみせには白湯ベトコンがある。白湯のベトコンなんて、味の想像がつかない。一体どんなのだろうか。
 結局自分は魚だし醤油ラーメンと半チャーハンとした。息子は味噌ベトコンと半チャーハンを注文、テーブル上に各種調味料と一緒に置いてあるコップに、同じくテーブル上に置かれた水差しから水を注いで飲みながらしばし待つ。
 着丼したラーメンは、一見してオーソドックスな醤油ラーメンである。刻み葱が沢山浮かんだ醤油スープに、薄いチャーシューが1切れ2切れ、メンマとナルトが入り、上に白髪ねぎと青葱が載っている。
 正直、期待外れかー、と思ってスープを飲むと驚いた。物凄い煮干し出汁の香である。ありきたりの醤油ラーメンスープの向こうに煮干しと、鯖か鰹と思われる節の味が強烈に自己主張している。
 これに近いのは同じ岐南町の「あらき軒」だが、これはあそこまで煮干粉や鯖節が主張をしていない。かといって、おしとやかとは程遠い主張の仕方だ。
 麺は中細の縮れの入った黄色い麺(卵麺?)で醤油スープが良く絡んでくれるので食べやすい。どんどん、麺をすすっていける。
 チャーシューはトロトロ系で箸で掬うと崩れていく。その欠片とスープ、浮かんだ葱が良いマッチングをして、これ白飯でもよかったなあ。
 半チャーハンは玉子と葱とチャーシューの欠片が入ったオーソドックスなもの。パラパラではないが、油でジットリという訳でもない。写真ではとても少量に見えるが、実際は結構量がありお腹は膨れていく。
 結局スープまで完飲して、チャーハンは紅生姜まで食べきってしまった。ご馳走様。
 ちなみにその夜、息子から異様にニンニクが匂っていたのは言うまでもない。
 
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する