■17年婚活した42歳女性、ついに結婚。運命の彼は意外なところに
(女子SPA! - 09月22日 09:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=156&from=diary&id=6240712
この手の話は昔からよくある話で,
「結婚を目指していろいろな異性と出会ってみたものの,どうも,しっくりこなくて,気がついたら,昔から身近に居た,特に何の取り柄もないような,恋愛や結婚の対象としてスルーしてきた男が,実は自分に一番合っていた」と言うストーリーで,橋田壽賀子の脚本でドラマ化されています。
しかも,1970年代と1980年代に。
1970年代版は,「帯に短し襷に長し」と言うタイトルで,NHKの連続ドラマとして制作。
1980年代に入ると,その時代背景のアレンジを加え「見合い結婚」と言うタイトルで,坂口良子主演でTBSのドラマとして放映。
もちろん,フィクションだけれど,身近に起こりそうなお話として,好評を博したわけです。
私も,昔,「少なくともあなたは恋愛の対症じゃない」と,正面切って宣言してきた人と。現在,結婚しているのだから,現実に起こらないわけじゃない話だとは思っています。
……実際,あんなこと言われたら,ほぼ確実にノーマークになるわけで,「どうせあんたはモテないし」とか,憎まれ口を叩かれつつ,私はいつの間にか彼女が出来ていたり(努力して彼女を作っていたわけではなく,たまたま,とある女の子に好かれただけ)。
…結局,恋愛にしても結婚にしても,それは「チャンス」ではなく,当人の「意思」なんだと言う趣旨のことを,太宰治は書いている。
「少なくともあなたは恋愛の対症じゃない」と正面切って言える,と言うことは,よほど憎んだり嫌っていない限りは,その人に対して,自分の本音をぶちまけることの出来る,貴重な人だったのかも,などと思うことにして,納得することにしている。
なお,私は彼女に,積極的にアプローチしたことはない。
そりゃそうだ。どうせ「恋愛対象外」で,異性としての興味も失せていたのだから。
友達や仲間としては信頼を置いていたけど。
…と言うことで,私にとっても,手の内の分かっている人だったので,付き合う分には無理や不都合のない人ではあったし,彼女にしてみれば,最終的には自分の希望が叶ったのだから,まぁ,めでたしめでたし……なのだろうけど,若いうちに「心ときめく恋愛」をもう少し経験して,幸せな気分を味わいたかったな……。
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