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2020年09月20日00:04

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資格四面の世の中で

フランス料理店などで、ワインの仕入れや管理を担当する一方、
お客さんからの相談を受けてワインの選定や提供をする専門職の事を【ソムリエ】と言いますが、
最近はワインに限らず【専門的な知識を持っている人】という意味で
使われる事が多くなっているようですね。


ワイン以外の食材に関するソムリエも色々ありましてね。
【日本オリーブオイルソムリエ協会】が、養成・資格の認定を行っている
【オリーブオイルソムリエ】というのがあります。


講座や試食会も用意され、オリーブの歴史や栽培、料理との相性や栄養学、
健康や美容との関係など幅広い知識を学ぶ事が可能なんですね。
基本的に女性が受講する事が多いようですが、近頃は男性も増えているそうですね。


そして【オリーブオイルソムリエ】の中でも、
料理をする時に食材が溺死するくらい大量にオイルを使い、
鍋の五メートルくらい上からオリーブオイルを投下する人の事を
【もこみちソムリエ】と言うそうですね。


和食文化でも【みそソムリエ】なんてのがありましてね。
これは日本各地の味噌の種類や特徴、作り方や文化などを学び、
味噌の文化を伝えていく人を養成するのが目的なんですね。


このソムリエの講座・認定を行っているのは
【みそソムリエ認定協会】というところなんですが、この協会の建物は常に改装中でしてね。
やはり味噌ですから、工事(麹)が必要なんでしょうね。


それから【だしソムリエ】というのもありまして、
和だしの取り方や種類、栄養、活用方法などを学び、
こちらは一級から四級まであるんですね。


一級になると、世界各国のだしと融合させた
独自のレシピ開発を行うといいますから本格的ですよね。
ただ中には、資格を取らせるといって受験料だけを取って知らん顔という、
詐欺まがいのところもあるそうですから、気をつけなくちゃいけません。
だしの資格ですから、こういう【あく】は取り除かないといけません。


かなり有名な資格としては【野菜ソムリエ】というのがあります。
近年、ヘルシー思考の人が増えてきた事で、女性だけでなく、
男性でも取得する人が多くなってますね。
芸能人でも【野菜ソムリエ】を名乗る方が多いですが、
そういう芸能人の方々の共通点というのは【何が本業なのかよく判らない】という事ですね。


「【噺家ソムリエ】なんてのがいるそうだよ」
「噺家ソムリエ?それは、どういうソムリエなの?」
「その噺家が持っている扇子をひと舐めしただけで、持ち主の実力や芸風が判るそうだよ」
「そりゃ凄いね〜」
「【高級なニワトリの味】がすると、笑いの多い噺が得意なんだって」
「そうなの?」
「【烏骨鶏】だけに、【滑稽噺】が得意って事なんだろうね。
包丁などの鉄臭い味がした場合は、泣かせる噺が得意らしいよ」
「【人情(刃傷)噺】って事かい?」
「そうそう。最悪なのは、ナスや柿、トマト、イチゴなんかの味がした時だってさ」
「どうして?」
「全部、【ヘタ】って事だろうね」
これからも様々な分野で、ソムリエが誕生していくんでしょうね。


微笑亭さん太
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