EMIの全集で、シューリヒト/パリ管の「英雄」がある。
クリュイタンスと同じ頃で、58年頃の録音だと思う。
知り合いの方が、好意でLP（貴重。数万するのでは。汗）を96KHzでデータ化したものを送ってくれて、びっくりした。
これが、聞き慣れた演奏と別物といっていいくらい、音が生々しいのだ。
それまでは、スタジオの落ち着いた演奏というイメージだったが、剛毅な力強い演奏なのである。
シューリヒトは同曲を偏愛しており、僕が愛聴しているだけでも3つ
�．侫薀鵐更駑�管との63年 パリライブ。
�▲Ε�ーンフィルとの61年 ザルツブルクライブ。
��パリ音楽院との57年録音 スタジオ（パリ・ワグラム）
�´△魯薀ぅ屐�
��のみスタジオ。
今回いただいた音源は��で、スタジオの為、一番おとなしいはずだが（事実今までの僕の音源ではそうだった）、
今回のソースは、一番情報量が多く、音が勢いよくスピーカーが飛び出してくる。
スタジオなのに、ライブのような迫力がある。
第1楽章の、例の行方不明のトランペットを重ねる箇所もシューリヒトは豪快に吹かせている。
ともかく剛毅、ド迫力である。
「アナログはまったり」みたいなイメージがあったのだが、切れ込みの鋭さ、力強さ、等々、おどろいている。
もちろん、LPだけでなく様々の要因がからんでいるのだろうが。。。。
ともかく目の覚めるような音で鳴っていることだけは確かだ。
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