『追龍』 2020年65作目 ☆☆☆☆ フォーラム仙台
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アンディ・ラウとドニー・イェン兄貴の共演作。
アンディ・ラウがいつになっても若々しい。歳とってないんじゃない? てぐらいに若々しい。
対して、ドニー・イェン兄貴の髪型が古臭い。ファッションもマフィアみたい。
と思ったら、香港がイギリスの植民地だった1960年代が舞台。
どうりで古臭い訳だ。
香港が無法地帯真っただ中の時代が舞台だけあって、出てくるのは警察の汚職と、マフィアの抗争と麻薬と、イギリスのピーだけ。
時代と国は違うけど、『ナイチンゲール』でもそうだったけど、どんだけイギリスってピーなの?
ピーとピーしかしてないし、ピーとピーしか居ない。
流石、麻薬を売りつけて戦争起こして香港を分捕っただけあってピーでしかない。
アンディ・ラウが警察のお偉いさんで、ドニー・イェン兄貴がマフィアのボス(になっていく)なんだけど、最初から最後まで汚職だらけ。
やってることが悪代官と越後屋そのもの。
山吹色の菓子の代わりに、まんま現金が飛び回ってた。
これが「実話ベース」だってんだから、どんだけイギリスがピーかって話。
話としては、警察側の権力闘争と、汚職追放から逃れる話。
マフィア側は、こちらも権力闘争と、ファミリーの話。
あと、イギリスがひたすら、兎に角、出たら出たらでピーでしかない。
何度も兄貴が切れてイギリスを**しようとするんだけど、そのたびにアンディ・ラウ演じる警察の高官が止める。
イギリスがピー。
兄貴がキレる。
アンディが止める。
これが何度も繰り返される。
いい加減**しちゃえ、てなってもアンディが止める。
なので、最後の最後に兄貴がやっちゃうシーンは爽快でした。
香港が無法地帯真っただ中の時代の映画なので、何から何まで荒っぽいんだけど、終始一貫して冷静なアンディと、熱い兄貴の映画でした。
これが「実話ベース」なんだから、ホントに凄い。
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