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2020年08月04日00:02

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血を争う話

様々な医療行為をするにあたって、
輸血などで人間の血液というのが必要な場面が多いですから、
献血の重要性というのは日に日に高まるばかりです。


ところがここ最近は、献血をする若者というのが激減しているそうですね。
特に十代、二十代ともに献血者が大幅に減っているんですね。
献血というのは、他人の役にも立ちますし、自分の健康状態もチェックできますから、
是非とも若者たちにも協力してほしいですよね。


人通りの多い駅前や繁華街、
さらに職場や学校などへの移動採血車の出動を増やしたりして
献血者数アップを目指しているようですが、なかなか思ったように伸びてないようですね。


こうなったら、客引き的な行為をしてみたらどうですかね。
街中を歩いてる若い男の子に近づいていって
「・・・処女がいるんだけど、じっくり抱いてみない?」
喜んでついていくと、中が空洞になった等身大の鉄人形の中に入れられましてね。
扉を閉めた途端、中に生えている無数のトゲでもって、
あっという間に血液が採取されるんですね・・・処女は処女でも、
『鉄の処女』だったりするんですけどね。


愛知県名古屋市に日本一の広さを誇る献血ルーム、
『タワーズ20』という施設がありましてね。
面積は九百五十二平方メートル、ベッド数も二十八床という、
血を採るだけの空間としては贅沢すぎる広さですね。


最近の献血というのは、血液の中でも、液体成分の『血しょう』や、
傷口から出る血を固める働きをする『血小板』を選別して採る
『成分献血』が主になってるんですが、終わるまでに一時間近くかかるんですね。


そんなに時間かけなくても、ナースのスカートを超ミニにすれば、
一瞬にして『鼻からの大量摂取』が可能だと思うんですけどね。


ところがここの献血ルームは、窓から名古屋駅を行きかう電車を見下ろせ、
献血の間は、ベッド横のテレビで、好きな映画や番組が見放題なんですね。
これはちょっとした『行列のできる献血ルーム』になりそうですね。


「いや〜、ここは快適だね〜。看護師さん、もう二百CCいっとこうかな」
「まあ、嬉しい!・・・すみませ〜ん!こちらのベッドの方、四百のボトルお願いしま〜す」
なんてんで飲み屋みたいになっちゃいましてね。


調子に乗って四百CC献血して、
貧血起こして倒れちゃいましてね・・・結局、五百CC輸血されて帰ってきましてね。
『献血に行って【利益】出して帰ってきたのはあいつだけだ』なんてんで悪口言われたりしてね。


微笑亭さん太
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