落城２０２０

今朝のＡ日新聞の「折々のことば」はこちらだった。



僕でもその名を知るキュルケゴールだ。欧州の哲学者くらいに思っていたが１９世紀デンマークの思想家とあった。
なぜ記憶しているかというと僕こいつの著作をもとに一年間授業を受けたことがあるのだ。自然科学か人文特講か忘れたが、「絶望の形而上学」とかいう著書をもとに形而上学を学ぶというなんとも無意味な授業であり、文章中に幾度も絶望絶望とありこいつバカかと思わされたものだった。

まあ絶望を知ったうえで希望があると言いたいのであろうが、だったらそのひと言だけで済ませてくれよと思ったりした。授業も低劣なら学生も劣悪だったというだけの話である。朝からなんだかなあ(-_-;)。

倒れた。と言っても気を失って昏倒したとかではない。ここしばらく一日４〜５時間の睡眠時間でありかつ午睡の時間をなかなか取れずにいたところ、貯まった睡眠負債つまりは寝不足で倒れてしまい、この二日は最低の家事炊事以外はほぼ布団に入りそれこそそこで昏倒してしまった。あんなんでよくチビのお迎えに行けたものだと自分に感心した。

一昨日は今年初めての寝坊をしてしまい起きたら５時半だったので今年初めての家内の弁当作りをさぼった。というか家内は僕を起さず、疲れているのが明らかだから寝させてあげようと僕を起さなかったのであった。これはどういうことかというと家内の方が僕自身より僕をよ〜くわかっているということである。恐れ入った(-_-;)。

一昨日にかなり寝て昨日も午前中は睡眠に充てたので、今朝は３時過ぎに起きられた。というのも家内がエアコンのタイマー操作を誤ったので僕は汗だくで目覚めたのであった。これも家内の慧眼であろうか。まさかなあ(*´ω｀*)。

というわけで夏こそ睡眠であるというだけの話である。二日も日記を空けたので全国３２００万人の僕の日記ファンの皆さん。ご心配をおかけしました。

　

日曜日に毎年恒例のチビたちムツゴロウ祭りを実施した。途中強い雨となり僕ら両親もずぶ濡れになった。皆で風呂に入りのち東空を拝むと入道雲が現れた。快晴が待たれた。

　


先週の「男はつらいよ」は５指に入る傑作「寅次郎夕焼け小焼け」だった。宇野重吉さんと大地喜和子さんがなつかしい。ラストシーンでまたも目頭が熱くなった。

このお方がお亡くなりになった。

　

ファッションデザイナーの山本寛斎さんだ。享年７６歳はちょっと早い。白血病とあった。過日テレビ東京の「いなかに泊まろう」では赤の他人のお宅に対して「泊めて♡」とぞんざいにお願いしておりけっこう厚かましい人なんだと思わされたが、昨日の記事では幼少期に親と離れて親戚をたらい回しにされたとあり苦労したんだなあと知った。

お嬢さんで女優の山本未来さんによれば子煩悩が行き過ぎて朝からステーキを焼かれて食わされてつらかったとありやはり寛斎さん豪快な方だと知った。
僕も寛斎さんのＹシャツを着た時期があった。着心地はどうだったろうか。なにぶん僕もお世話になっていたのだ。寛斎さん、ご冥福をお祈りします。

録画しておいたドラマを観た。ドキュメント＆ドラマの「不要不急の銀河」である。

　

又吉直樹さんによる脚本というのでぜひ観たかったのであったが、番組前半はこのコロナ禍においてのスタッフ方々のドラマ作りの苦労話などの紹介でありそちらこそ不要であった。まあ裏方のご苦労がこのコロナによって増幅されてたいへんであろうとは思うものの、僕らはそんなものはべつだん知りたくはなく、あくまでドラマを観たいのだ。勝手だね視聴者は。あ、俺のことか(-_-;)。

コロナ禍により閉店を余儀なくされつつあり追い込まれたスナック「銀河」の一夜の物語である。これがけっこう面白かった。夏帆ちゃんとリリーさんの歳の差夫婦がいい味出ていた。脚本であるがまったんいい仕事しているなあというのが素直な感想だ。佳作でしたよ♡。みなさんお疲れさまでしたくらいは言わないとね(*´ω｀*)。

今朝４時４０分の東の空。



今年はじめてひぐらしの鳴き声を聴きました。短夏となりつつあるこの夏を思いました。