練習艦隊横須賀入港

　４連休が始まる前の７月２２日（水）は夏休とし、令和２年度遠洋練習航海（前期）を終えた練習艦隊の横須賀入港歓迎式典のに参加したことについて記します。

　近海練習航海を終え、呉での待機が続き遠洋練習航海はどうなるのかと思ったら、６月９日に呉を出港し、インド洋まで４４日間実質無寄港の航海を終え（シンガポールで補給のみ）、横須賀に入港してきました。

写真左：かしま入港を出迎える横須賀音楽隊の三宅由佳莉３曹　
写真中：退艦し整列する乗員と実習幹部　
写真右：逸見岸壁に並んだ練習艦かしま、しまゆき

　水交会からお誘いがあり逸見岸壁からの出迎えになりましたので、0816に横須賀駅に到着し逸見岸壁に向かうと、横須賀音楽隊が出迎えの立付中でした。
　

　0830頃に入港する「かしま」の姿が見え、横須賀音楽隊の演奏が行われる中、0900頃に接岸しました。
　
　
　
　
　

　接岸すると横須賀市の入港歓迎イベントということで、ダンスや太鼓演奏、そして三宅３曹の歌唱が行われました。シンガポールも補給だけでしたので、今回の遠航で歓迎行事が行われたのはこの横須賀が初となりました。
　
　

　その間に、「しまゆき」も入港し、「かしま」に横付けしました。
　
　

　0955に「かしま」から乗員と実習幹部が退艦し、1000から入港歓迎式典が行われました。通常であれば遠航を終え帰国行事となるところですが、まだ、後期があり、あくまで入港ということで、入港歓迎行事となったようです。
　
　

　式典後は、「かしま」特別公開ということで、甲板一周のみでしたが、初めて「かしま」を見学することができました。「うらが」の幅で艦形を護衛艦にしたという感じです。案内は１尉と実習幹部でしたので、４４日間の無寄港航海について実習幹部に聞きましたが、辛かったけど、いろいろ艦内イベントもあり乗り切りましたということでしたので、司令部や乗員もフォローに勤めていたことが分かりました。
　
　
　
　

　あと、となりに「しまゆき」が横付けされていましたが、今まで護衛艦では見たことがない錆さびな感じでしたが、整備する余裕がなかったことが伺えました（この日のうちに出港し呉に向かったようです）。
　

　以上、1130頃に逸見岸壁を撤収し、コースカのサイゼリヤでビール部に勤しみました。


　今日、「かしま」は横須賀を出港したようですが、どのような形となるのか（後期）もご安航を。