『けむりの軍団』　ゲキ×シネ　2020年57作目　☆☆☆☆　MOVIX仙台

『けむりの軍団』　ゲキ×シネ　2020年57作目　☆☆☆☆　MOVIX仙台
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　劇団☆新感線の舞台を撮影し、映画館で上映する「ゲキ×シネ」。
　既に十数作ありますが、昨年上演された『けむりの軍団』がゲキ×シネになりました。

　昨年、赤坂で観ました。
　久しぶりの古田新太さんの主演で、時代劇の演出、歌舞伎の演出、外連味、見得、殺陣のどれもが素晴らしかったです。

　助演も素晴らしく、会話がおかしい早乙女太一さん。
　子役上がりでボコられる須賀健太さん。
　アクションが素晴らしく、ご主人も新感線にご出演の清野菜名さん。
　皆さん素晴らしかったです。

　中でも池田成志さんの口数の多さがうざったい事うざったい事、よく喋るおっさんだ。
　『髑髏城の七人/鳥』の時の鴈鉄斎もそう云えばよく喋ってた（鴈鉄斎は誰がやってもよく喋るけど）。

　三つ巴で「騙しあい」なので、話がややこしいんだけど、細かい事は気にしない。

　早乙女太一さんの殺陣。
　清野菜名さんのアクション。
　ボコられる須賀健太さん。
　よくしゃべる池田成志さん。
　見所はたくさんあるし、お馴染みの面々も当然元気に出演されてました。

　舞台なので二つとして同じものが無いのですが、やはり健太郎が観た回とは微妙にアドリブが違いましたが、「ゲキ×シネ」だと毎回同じものが観れるんですね。
　舞台との違いは、カメラワークが入るのも大きな違いだし、舞台に出てる人全員が演技してるのに、特定の人達だけにカメラが寄ったりして「映画」みたいになってるけど、新感線のチケットはなかなか取れないので劇場で観れるのは本当に貴重です。

　上映前と上映後に古田新太さん、池田成志さん、演出のいのうえひでのり先生のコメントにもあったように、早く舞台が再開出来る世の中になりますように。


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