mixiユーザー(id:14921690)

2020年07月23日07:49

88 view

繊細詩人のトゥモローワールド

朝方変なというかイヤな夢見をした。
どこぞの団体活動に加わっていた僕はその活動に嫌気がさしてしまったのでひとり逐電した。国道16号線沿いの道を進むと怪しげな学習塾の事務所に入ってしまい、入った途端に警察に通報されたのでそこを逃げ走った。

次に行きついたのは倒産寸前の会社社長がガールズバーの黒服たちに囲まれて金銭の取り立てのために暴行されているシーンであった。黒服たちは会社の女子社員たちに性的暴行まで働いていたのであるが、僕はそれらを黙殺してそこも逃げ出しまたひたすら歩いた。

やがて追いかけてきた黒服たちに対し激しく立腹すた僕は彼らに激しい暴行を加えた。それを目撃していたのがエマニエル坊やのような侏儒の黒人男性であり、僕は彼にも暴行を加えた。侏儒の黒人は逃げ去り、その先で車にはねられて倒れたまま動かなくなってしまった。
ああ俺のせいだどうしようと狼狽していたちころで目が覚めた。

フォト

この夢をユングやフロイトといった連中に夢判断させたらなんとするであろうか。疑問だギモンだ(-_-;)。そうして起きたのが寝坊の4時50分だった。睡眠じゅうぶんとなったのでお昼のざるそば用に朝から天ぷらを揚げた。

フォト

揚げ物をして身体が熱くなったのでアイスキャンデーを食べながらNHKを点けたところ、録画しておいた「インタビュー ここから」でRADWIMPSの野田洋次郎さんが出ていた。観るというより話に聴き入った。聞き手はNHKアナの高瀬耕造アナだった。

フォト

話の主題はコロナ禍における野田さんの音楽観といった様相だった。
ご多聞に漏れず音楽業界もコロナ禍の影響を多分に受けており、分かりやすいところではライブ活動の一斉自粛だ。これは野田さんたちにとってもきつく今でもこたえるとあった。自分を半分そがれたようだと言っていた。

フォト

そんななかでも彼は曲を作り続けており、今回まさにコロナによる新世界の楽曲を作っておりさすがだなあと思わされた。高瀬アナが訊くには曲作りに当たってはどこに腐心しているかとあり、野田さんの答えに僕は興味を惹かれた。

「決してうそなつかない」。

野田さんの話はこうだ。うそをついた曲は聴いてくれるファンたちにすぐに見透かされてしまうので、うそは許されない。
なれど僕は常にうそをつき続けてはいますとあり、つまりは虚構の世界を描いた歌が彼の彼らの特長であり虚構はうそだからだ。
そして彼は続けた。そのうそをつく自分に対して決してうそはつくまいと誓っている、と。

なんだかややこしいが僕は肌感覚で彼のその言葉がなんとなく理解ができて、ああこの男は信用できるなと思った。さすが日本中の18歳の心をつかむ第一人者であるなあと感心した。

フォト

彼は続けた。コロナ前の世界に戻りたいと誰もが願いつつももう戻れないことに皆が気づいてしまった。当たり前であった頃に戻ることがすでに新世界になる、と。ああこの人かような人類の危機にありながらもそれを詩的にとらえていて根っからの詩人でありちょっと哲学者でもあるなあと思った。

そしてその新世界である「現在」と「未来」を見据えて曲を生み出したいとあった。そのうえでこう語っていた。バンドのいまの活動はたとえば映画に曲をつける依頼がひとつあり、それは言うなら「作品づくり」でありバンドの柱であるが、もうひとつ大事な柱がありそれは「ドキュメント」であるとあった。
いまのこのビビッドな世界を感じ取り、それを楽曲に仕立て上げることで時代の証言者でありたいということのようであった。

フォト

話し方も言葉を慎重に選んで語るさまを見てああこの人まさに繊細詩人であるなあと朝からちょっと感銘を受けた。志村正彦くんがロックの天才詩人であるならば野田さんこそ繊細詩人である。ねじめさんは変態詩人だったな(*´ω`*)。まだう〇ことか書いてんのかなあ。

フォト フォト

上記にあるとおりこのインタビューは録画してあるので、後でまたじっくり観たいと思う。そして野田洋次郎のことをも少し理解したい。RADWIMPSにまで手を広げるかどうかはまた別の話である。一曲。



BISHの皆さん。元祖「くそアイドル」。まあ次から次へと(-_-;)。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する