三密生活続きで家族でも人間関係が大切になってきました。そこでカウンセリング手法の傾聴を紹介します。
傾聴は簡単に言えば話しに耳を傾け良く聴く事ですがただ話を聞くだけなら、誰にでもできます。共感しながら聴くのが重要なのです。
傾聴で大切なのは、共感・受容・支持という三つのテクニックになってきます 。
共感とは相手の感情を受け止める事です。
受容は、相手のありのままを受け入れ、自分の考えやアドバイスはしない事です。
支持は相手の悩みや不安に対して自分も同じですとと支持し勇気を与える事です。
特に大事なのは批評やアドバイスをしないで、ひたすら聴く事です。
相手の問題点の指摘や解決法のアドバイスをしてしまう危険性がありますが、ひたすら聴いて言い分や気持ちを受け止める事が大切です。
「悲しい」「困った」「つらい」のように気持ちを表す言葉が出てきた時に、「悲しいんだね」などと伝え返す事で自分の話しを本当に聞いてくれてると言う安心感を与える事ができます。
時々相手に質問することで、相手が自分の気持ちを整理して、自分の言葉で話してもらうことができます。
相手の表情・しぐさ・声の調子など、相手の全体の様子を観察することも、大切です。聴く側の態度も相手に見られています。やや前傾姿勢で少し身を乗り出し腕や脚を組むと拒絶のサインと思われますから注意して視線は自然に相手に向けやわらかい表情と声で接するなど、相手が話しやすい雰囲気づくりをすると上手くいきます。
これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。
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