私の耳にキャンディ２　イジュンギ、パクミニョン編

ドラマじゃなくてバラエティまで見るようになったら重症だな。

所謂、リアルバラエティと呼ばれるジャンルで、まったく興味がない。どころか、むしろ嫌いなタイプの番組だ。日本でも先ごろ出演者の方が自殺された番組があったけど、趣味が悪いと思う。現実と演出の境界が曖昧なところが面白いんだろうけど、視聴者が勘違いしてしまうのが問題・・・というか、勘違いさせるのが目的なんだろうけど・・・

この「私の耳にキャンディ」でも問題があったらしい。
この番組のコンセプトは、相手の素性を知らされず、「秘密の通話」を通して、声だけでお互いの距離を縮めていく、疑似恋愛バラエティという事のようで、イジュンギの相手役はパクミニョンさんとく女優さんだ。キャストが制作側から割り当てられてるし、お二人とも俳優さんなんだし、100％演出なのは明らか。でも、この番組のあとでジュンギ氏の熱愛報道があり、「ミニョンさんに思わせぶりな態度を取ってたのに彼女がいるなんて不誠実だ」などと、アホなバッシングがあり、その後、破局したとか可哀そう過ぎるやろ。（番組が関係してるかどうかは知りませんが（＾＾；）
まあ、視聴者を勘違いさせたんなら、役者としては大成功と言えるかも。

で、見てみましたが、特に「思わせぶり」ではなかったし、多少ドラマのセリフみたいなカッコいい事言ってみたりするのは、むしろファン・サービス。だって、みんな、それが見たいんだろーが。
ただ、「思わせぶり」な字幕は多かった。本人たちが言ってない事を勝手に制作側が付けるんだけど（しかもピンクのハートで飾ったりして）、結構酷い。ウソ字幕。
だけど、所詮、そういう番組なんだよ。

だいたい「秘密の通話」ってのもおかしいでしょ。周りにはスタッフが何人もいるし、もちろん全部撮影してる。
そして、その会話は「思わせぶり」に編集された上、例のウソ字幕付きでオンエアされるんだよ。


・・・と、怒りの感想を先に書いたけど、番組コンセプトを理解した上では、大変面白くて、かなり楽しませてもらった。実はゲラゲラ笑いながら見てた（＾＾；
相手が分からないので、お互いに「誰だろう？」と推理するんだけど、ジュンギ氏が観光客に写真撮られてネットにアップされるという事件があり、簡単にバレてしまう。そしてミニョンさんからは、彼女の正体を推測できるヒントをもらうんだけど、ジュンギ氏はなかなか分からない。そのあたりの会話やリアクションがめちゃ面白かった。

韓国語字幕も出るので、韓国語の勉強にも最適だ。
またリアルバラエティに出てくれないかな、ジュンギ氏（こら（＾＾；