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2020年07月07日23:50

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5年ぶりの須磨アルプス

1ヶ月後に義妹を連れて燕岳へ行く予定をしている。が、義妹はこの数ヶ月テレワーク中心でほとんど運動していない状態で、駅の階段ですらゼーハー言っているらしい。そらあかん。どっか足慣らしに連れ出さねば。
どこがいいかという話になり、今シーズンの開幕地に選ばれながらもコロナのせいで見送りとなった須磨アルプスがいいという妻の意向に従って、北アルプスの予行演習として須磨アルプスに5年ぶりに行くことになった。
天気予報が微妙ではあったが、午前中はなんとか降らずに持ちそうだということで、午前中に行程をを終えるべく早い時間に行くことにした。結果としては昼から晴れたので遅めに行った方が展望は得られたかも知れないが。

8時に板宿に到着。コインパーキングに車を停めて、山陽電鉄に乗り須磨浦公園駅へ向かう。

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山陽電鉄板宿駅。ここから須磨浦公園駅までは5駅。

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ホームの上にロープウェイの駅がある須磨浦公園駅。

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駅を出たら目の前は海です。

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まずは鉢伏山へ向かって登ります。

残念ながら天候はあまりよくなく、パラパラと小雨が降ったりやんだり。まあ今日は義妹の足慣らしが主目的なので、展望がなくても仕方ない。
鉢伏山へは割と急な石の階段。濡れた表面がツルツル滑り、おまけに濡れ落ち葉が堆積していて登りにくいことこの上なし。

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出発して35分ほどで旗振山(253m)に到着。本来なら明石海峡大橋や淡路島を望む絶好のビューポイントのはずなのだが、曇っていてほとんど眺望がきかない。まあ雨がやんでくれただけでもありがたいと思うしかないか。

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展望はイマイチ。

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一の谷は源義経の鵯越で有名な源平合戦の古戦場らしい。

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9:35、鉄拐山に到着。

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第二神明道路が見下ろせる。

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おらが茶屋へ到着。土日は午前中から13時くらいまで営業してて、カレーが名物らしい。ちょっと気にはなりつつも10時前のこの時間に昼ごはんでもないよねーという妻姉妹の意見を尊重して通り過ぎることに。

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コースは一旦山を下りて住宅地へ。

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ここには昭和30年代まで高倉山という標高300m弱の山があったのだが、神戸の市街開発に伴って海へと運ばれ、ポートアイランドの埋め立てに使われたらしい。現在は高倉台という団地になっており、ルートはこの団地のド真ん中を通っていく。

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団地の中心部にはショッピングセンターがあり、スーパーなどもあって飲料や食料を購入できる。今日はこのスーパーを当てにして持ってくる荷物は最低限にしてきたので、ここで昼食を購入する。スーパーの中は冷房が効いていて、汗だくで歩いてきた身としてはパラダイスである。ただひるねはおかげで身体を冷やしてしまったらしく、近くにある公民館でトイレを借りることに。

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住宅地を抜けて歩道橋を渡ると、ある意味本コース最大の難所と言えるかも知れない場所になる。約400段のコンクリート階段である。

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空に向かって延々と続く急階段。しかも今まで曇っていたのに急に日が照ってきた。いやもう勘弁して下さいホントに。
10分ちょいで階段を登り終える。いやーキツいっす。

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尾根に上がると風景は一変する。旗振山からおらが山までのなだらかな道とは打って変わってコースは急に岩々しくなる。険路の連続にアルプス気分が高まってくる。
やがて展望台のある栂尾山(274m)に到着。

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先ほど通ってきた高倉台団地の向こうにおらが山が見える。

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朝よりは晴れてきたものの、明石海峡大橋はうすボンヤリとしか見えない。今日はしゃーないか。またいつか来よう。

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道の途中にあるスマイルマーク。登山者を見守ってくれてます。

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栂尾山から20分ほどで横尾山(312m)に到着。ここが本日の最高点となる。ここを過ぎるといよいよ本日のメインイベント、須磨アルプスの核心部である馬の背の通過である。

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徐々にルートは花崗岩の露出したゴツゴツした道になり、急斜面のクサリ場などが出てくる。

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やがて眼前がドドーンと開け、馬の背の迫力ある岩場が目に飛び込んでくる。馬の背の向こうにはわりとすぐそこにマンションや住宅地があるのに、馬の背の異世界感がものすごい。日常と非日常がひとつの光景の中に交わることなく隣り合っているといった感じか。

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馬の背の岩場は、場所によってはかなりの高度感があり、けっこうスリリングである。ただし岩の表面はグリップが効くので通過はそれほど難しくはない。

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岩と岩の間を通り抜けたりよじ登ったりするのは楽しい。ワクワクする。まさに大人のアスレチック。

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馬の背を通過して15分ほどで東山へ到着。ここで昼食にする。

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本日のランチは高倉台のスーパーで買ったお寿司。適度に風が通り抜けて気持ちがいい。天気もよくなり須磨の町がよく見える。今なら旗振山から明石海峡大橋や淡路島もよく見えるのだろうか。
5年前にこのルートを歩いた時は、東山から板宿に下山するはずが道を間違えて山の反対側の妙法寺へと下りてしまったのだった。結果、本来であれば乗る必要のなかった電車に1区間乗るハメになってしまい、最後の最後で残念なことになったのだが、今日は東山の山頂に板宿への方向を示す、割と新しめの標識が存在感を放っている。もう間違えずに板宿へ向かうことができるだろう。

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東山から15分ほど進むと、立派なベンチがいくつもある見晴らしのよい休憩適地に出た。東山山頂が人でいっぱいだった場合、ここで昼食にするのもよいだろう。

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なだらかで歩きやすい道を進み、板宿八幡神社に到着するとあと15分程度で板宿の駅に戻れる。

下山後は板宿から車で15分ほどの場所にある華の湯で汗を流して帰る。
一旦帰宅してから再度義実家へ行き、近所の美味い焼鳥屋へ義実家ファミリーをご招待する。貸し切り状態で飲んでたら偶然にもこーちゃんとひらっちファミリーが店にやってきた笑った。ひらっちの誕生日と結婚記念日祝いなのか。おめっとさん。
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