JPSといえばジョン・プレイヤー・スペシャル (John Player Special) 。
イギリスのタバコです。
黒に金のパッケージが美しい!
というか、私が知ったのはF1のJPSロータスから。
つまり、F1のロータスのメイン・スポンサーだったからです。
チョロQのJBS、よくよく見れば違ってたんですね(汗)。
もちろん試してみましたよ、タバコ。
でも、古いタバコ吸ってるような辛い味がして、合わなかった…(泣)。
1976年、日本で開催された初めてのF1、雨の富士スピードウェイ。
最悪の天気の中、チェッカーを受けたのはJPSロータスのマリオ・アンドレッティで、夜中に(当時、テレビは夜中にやってました)私は「ウォオオオ!!」と叫びましたよ。
アンドレッティもロータスも大好きだったけど、ロータスなかなか勝てなかったので。
その年、ニキ・ラウダがニュルブルクリンク(ドイツ)であの大事故、しかし2戦休んだだけで奇跡のように戻って来て、ジェームス・ハントと3ポイント差で首位を争うという、最終戦が日本でした。
映画『Rush』(『ラッシュ/プライドと友情』)では、この年のラウダとハントが描かれてますね。
ほかにもジョディ・シェクター、クレイ・レガッツォーニ、ロニー・ピーターソン、エマーソン・フィッティパルディ、ジョン・ワトソン、ヴィットニオ・ブランビラといったキラキラ光るドライバーもいて、一番熱狂的に見ていたなあ。
あ、この頃はまだコンストラクタというモノ、よく理解できてなくて、ドライバーを中心に見ていましたけれど、6輪のタイレル(まだ“ティレル”じゃなかったような)なんか出てました。
「死ぬのは一度だけで十分さ」という言葉とともにラウダが放棄するほど、雨と霧で危険だった富士スピードウェイ。このレースにチャンピオンがかかっていたのに。
でも、ジョン・プレイヤー・スペシャル・マークII を駆って優勝したマリオ・アンドレッティ、彼もまたオトコだなぁ…。
F1のマシン1台選ぶとしたら、もちろん! 黒に金の文字、あの頃のJPSロータスです。
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