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2020年06月28日03:10

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マビノギを振り返るその4〜マビノギ崩壊から休止まで〜

と言う訳で最後の日記になります。
書こうと思えば、これの数倍以上は余裕で書けるとは思いますが
そうなるとどんどん身内ネタが強くなると思うし、ダークサイドに足を突っ込むのでこの辺りで。

自分の中で、マビノギが崩壊する序章と言えば
間違いなく、アイテムボックスだと思います。

毎月、FLCとキャラカードで2000円あれば楽しく遊べてたいたゲームが
人によれば毎月数万円飛ぶゲームに様変わりしてしまったのです。
人は人、自分は自分と言えばそうなんでしょうか
キャラカードは譲渡可能とは言え、ゲーム内アイテムにはなりません。
FLCも言わずもがなです。
が、アイテムボックスに関しては視点を変えれば公式RMTと言われても仕方がないシステムですので
どうしても嫌悪する人は出てきます。
自分は廃人に片足突っ込んでいたので、利用しなくても充分稼げてましたが
スタートラインが遅い人に取っては、
流石にRMTは躊躇うものの、アイテムボックスは公式から提案されているコンテンツの一つなので
利用する人が多数いたのは事実です。
そんな訳で、アイテムボックス実装ん関しては
自分の中で、否定と言うよりは、マビノギが変わっていくと言う実感はわきました。



そして、最大の事件と言えば間違いなく「ガム」でしょう。
マビノギ ガムと検索するだけで、多数の日記や記事が出てくると思います。

通称梅ガム事件と言われるマビノギ史上最大の事件なのですが。
恐らく過去最大の引退者を出したと思われます。

掻い摘んで説明しますと
マビノギとロッテがコラボをしてガムを発売したのですが
これが首都圏しか購入ができなかったんですよね。
まぁ、この手のイベントで首都圏しか参加できないイベントが存在するのは仕方ないと思うんですよ。
が、この梅ガムで手に入るアイテムがまずかった。

このガムについてるクーポンコードで頭、体、腕、足の猫装備が貰えるんですが
そこについてるエンチャントが体以外は作成不可能なエンチャントで
ゲーム内の最大ダメージ値が付いてしまったんですよね。
ゲーム内で一番火力を出そうと思うと猫装備が必須になってしまいました。
体に関しては猫と同等の数値を出せたんですが、それ以外は不可能でした。
特に頭と足に関しては格差が酷かった。

猫装備の最大数値は理論上で27。
ここまで数値が付く事は無いんですが、それでも20−22くらいなら入手可能でした。
対して、頭や足装備の当時の最大値は10程度しか無くて
両方揃えると30近く差が付くわけです。
当時のマビノギの最大ダメージ数値が200前後と考えると如何に装備が壊れていたか理解できるしょうか。

今でこそ、猫装備の上位互換も出てるみたいですが
猫装備の初登場が2010年。
自分が休止したのは2015年辺りでしたが、その当時でも猫装備が理論上最強装備でした。


※梅ガム事件概要

https://wikiwiki.jp/mabijiten/%E6%A2%85%E3%82%AC%E3%83%A0%E4%BA%8B%E4%BB%B6



個人的に嫌だったのは
猫装備を強要された事でしょうかね。
色々な服を着れるのがマビノギの良さだと思ってたので
戦闘中も自分の好きな服で戦いたいわけで
みんながみんな、猫装備の上からローブ着て戦ってた訳で
その後、装備品とアバターを分ける機能が実装されましたけど
有料だったし、なんだかなぁ・・・でした。
服に関しては猫装備で無くても肉薄出来る程度にはエンチャントが揃ってたのですが
頭と足に関しては猫装備をつける以外の選択肢はなかったです。

自分の場合は、りゅーたんが首都圏に住んでいて
それなりに強い猫装備を譲ってくれたのですが
首都圏に住んでいない廃人は猫装備を買うしか無く、萎えてやめた人も居たのは事実でした。

コレ以降、コラボ装備はファンション系にシフトしていったのですが
流石に猫装備イベントはやりすぎだったんじゃないかなぁ・・・と今でも思っております。



エンチャント保護ポーション&細工道具の実装


個人的に一番萎えたのがコレでした。
エンチャント保護Pに関しては
この当時はそこまで高額エンチャントに挑戦しなくても火力は確保できていたので気にはなりませんでした。
と言うよりも、
エンチャント保護Pは1個800円で、高ランクエンチャントだと成功率11%とかで
一体いくら掛かるんや・・・って逆に引いてました。



逆に細工道具は決定的で
既存装備の上に新しいシステムで細工と言う形で上乗せできるので
エンチャントと違って、リアルマネーを掛けないと絶対に強くなれない要素でした。
自分のプレイスタイルはもうこの時に確立されていて
販売されている既存品より、自分はフレンドの手作り装備しか使わなかったので
そうなると、自分の手持ち装備に細工をするしか方法は無く
リアルマネーを掛けないとこれ以上強くはなれませんでした。

こうなってくると、廃人はともかくとして
中堅層の場合は、リアルマネーを使いまくってる初心者〜中級にパラメーターで負ける事も出てきて
ここでも引退者が続出しました。



APカードの販売

遂にAPまで売り出した訳ですが
今までのAP入手手段はレベルアップくらいしか方法が無かったんですが
リアルマネーでAPを売り出しました。
正確にはAPカードなんで、転生カードにオマケでAPが付いてるだけなんですが
実はこれ裏技がありまして、
転生は一度すると14日経つまで転生出来ないシステムなんですが
容姿のみ変更するって項目にチェックを入れるとレベルはそのままで転生することが出来ました。
実際この機能ってほぼ使われる事が無くて
容姿変更に失敗した人が14日待てなくて転生するくらいしか使いみちがなかったんですが
今回はAPカード転生なんで、カードを買いまくって容姿転生するとAPだけが手に入ると言う抜け道もありました。
まぁそれをするには莫大なお金がいる訳ですが。
自分のマビノギSNSの方の最後の記事が「APカード」なんで思うところはあったかもしれないです。
とは言え、休止の理由は他に色々とあったのでしょうが。




▼廃人仲間の引退

恐らくこれが一番影響がデカイと思います。
廃人時代を共に駆け巡ったフレンドが1人消え、2人消えていきました。
中には引退宣言をしてアカウント消してやめた人も居ましたが
何も言わず、ログインしなくなった人も居ました。
マビノギは1人だと楽しめるゲームではありません。
馬鹿な事を言いながら深夜、共にダンジョンを回った友人はもう居ないのです。
気付けば自分もログインしなくなっていました。

それでも、休止する前はまだプレイしてる人も居たのですが
最近、久しぶりにログインすると、フレンドリストはほぼ真っ赤で
恐らくログイン勢であろうフレンドが数人残っているだけでした。



▼天使との出会い

ギルドを何回か移った時に出会ったのが、「かなえたん」でした。
生産プレイヤーと言う事で紹介して貰いました。
当時はダンジョンもほぼ行かず、専ら羊毛を苅っているのが印象的でした。
常にメイド服を着ており、人のお世話をするのが好きと言っており
頼まれると断れない性格をしていました。

何回かダンジョンに誘ったのですが
戦闘は苦手と言うことで断れたのですが、
ダンジョンに行かないと収入も無いのも事実で、気付けば誘えばダンジョンにも来てくれるようになりました。


気付けば貢ぐようになっていました。
鍛冶を上げてると言うことで、生産に必要な革やインゴットを押し付けたりしました。





フォト




革紐を貢いでる図


ただ、貢いでるだけじゃなくて
数日したら「頑張って打ちました^^」って言って手作りの鍛冶品をくれたり、

ある日、かなえたんが露店売りでダイアモンド売ってたので
高いなぁと思いつつ、お金に困ってるんだろうと思い購入したら

かなえたん「言ってくれたらあげますのに^^」と言って
宝石を100個くらいくれた日もありました。
多分わざわざ販売ログを辿って声を掛けてくれたんだろうけど
天使かな?と思いました。


今だとよく使われるのがガチ恋勢
当時だと有名なのは直結とかよく使われたですが
そういった感情は無かったと思いますが庇護欲みたいなものはありました。
まぁギルドのアイドルでしたし・・・。
生産関係だと一番お世話になったと思います。
マビでもう一度会いたい人物を挙げるなら間違いなく、かなえたんですね・・・。

スクショ漁ってたら2015年のSSが出てきました。


フォト



かなえたんと二人でベンチに座ってる写真です。
このSSが更新履歴だと最後なんで、恐らくプレイしたのはこの辺りが最後だと思います。


実は2013年頃に周りが引退ラッシュで、自分も休止状態になったんだけど
(かなえたんも休止してた)
2015年末にギルメンの人から「かなえたん復帰したよ」って連絡受けて
復帰したんだよね。
結局、この時にスキルカンストしてまた休止したけど、
どうせなら最後に挨拶くらいしたかったなぁと今でも後悔してる。
マビノギだけの付き合いの人って連絡手段がマビノギしか無いから
双方がINしてないと連絡もクソも無い訳で
今回の日記を書くにあたって、過去の日記や、まびSNSとか漁ってたけど
懐かしくて泣きたくなってきた。




▼最後に

気付いたらアホみたいに長くなってしまった。
と言っても、書こうと思えばこれの数倍は書ける自信はある。
今回は公開式の日記だけど、当初は非公開式にして、闇の部分も書こうかと思ったけど
マビノギはクリーンなイメージって思って欲しい部分もあるし
胸の部分に閉まっておいた。
サービス終了したら、最後にまた書くかもしれないので
その時は、その部分も公開しようかなとは思ってます。

今回の日記を書くにあたって
久しぶりにマビノギにinしてみたけど、
やっぱりフレンドリストは数人しか居なくて
ちょっとだけダンジョンに行ったけど、キーボードで戦闘スタイルが今の自分には辛かった
もうガッツリすることは無いけれどたまにプレイするならいいかもなぁとは思いました。


2006年から始めて2013年まで走り続けて
そこから2年休止してまた復帰して半年くらいはやったと思うから
都合8年か9年くらいはプレイしてた訳ですよ。

今まで生きてきて、色々な経験してきたけれど
間違いなくこれは言える。
マビノギは人生。
ただのゲームじゃね?って言われたらそれまでだけど
9年間で色々な出会いや別れとかもあった訳で
間違いなく、マビノギは人生の一部分だと思う。
素晴らしいゲームにありがとうを。


終わり。
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