東京港でヒアリ200匹以上 女王や巣は確認されず、環境省
共同通信社 2020/06/19 17:40
燃料漏れの影響、衝突など事故11件
軽トラの下から「おーい」3歳児救出
環境省は19日、東京港・青海ふ頭のコンテナヤードで強毒を持つ南米原産のヒアリ200匹以上が見つかったと発表した。いずれも働きアリで、女王アリや巣は確認されていない。付近の点検と消毒を続けている。
青海ふ頭では昨年9〜10月、50匹以上の女王アリが見つかり、定着の恐れが懸念されている。環境省がヒアリの追跡調査を委託した事業者が18日、昨年見つかった場所とは別の区画で発見した。
ヒアリは赤茶色で、体長2.5〜8ミリほど。攻撃性が強く、毒針で刺された場合、腫れや激痛が生じ、強いアレルギー反応で死ぬこともある。春ごろから活動が活発化するとされる。
ログインしてコメントを確認・投稿する