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2020年06月06日08:09

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国民の決意と判断が拙かった犠牲者だと思います、

逝去された方の境遇や心境を書き綴るのは、
ご本人の意思ではない、第三者の想像に過ぎないもので、
良い事、とは思えないのですが、

生涯の半分以上を拉致被害解決を望み続け、
本来、親として父として、
そのような活動に身を置きたいはずもなく、
望みもしない状態からの脱出を願い続け、
叶わぬまま逝去された横田滋氏に慎んで哀悼を捧げさせていただきます、

私の主観に過ぎませんが、
この悲劇を齎した首魁は北朝鮮政府です、
遺骨として別人のものを手渡した事も含め、
不誠実不条理の最たる国家だと思います、

北朝鮮は横田滋氏を含む拉致被害者は、北朝鮮の被害を受けた被害者ですが、
この表現は不穏当なものかも知れませんが、
日本人、有権者の決意と判断が拙かった故の被害者でもある、と考えています、

世界一般では自国民の拉致や被害を齎した勢力があれば、
極々普通の対応として武力行使を選択肢に入れます、
日本政府、そして有権者含め国民は、その選択肢を考慮しなかった、
現憲法制度上、それが難しい、と言う理由は分かります、
ですが守られていない、と認識すら出来ず、
武力行使を選択肢にする決意も出来ず、
北朝鮮が加害者となる事を認識もせず、
判断が拙かった故に有権者と国民は広義において加害者だと考えています、

拉致被害者が特定失踪者と呼ばれていた頃、
社会党や共産党が拉致などありえない、と否定し北朝鮮を擁護していた頃、
その時代を今のように思い出すことは出来ませんが、
国家体制の違う隣国とは紛れもない敵国です、
実際そうでしたし、今もそうです、

国家の規模で軍隊を使い、武装をし訓練をした軍、国家が敵国であるなら、
それから守るには何が必要なのか、どうせねばならないのか、
有権者として国民の一人として、
ほとんど何も考えた事がなかったと言っても大差ないと思います、

当事考えていたのは、次に欲しいものと、
仕事での不満や愚痴くらいでしょうか、
いつ我が家に、わが子に、親に、
妻に襲ってくるか分からない脅威は認識すら後回しにしていました、
その結果のツケが解決されぬままの拉致被害なのです、

拉致被害者のご本人が北朝鮮の情報を知りえた人物になっていたとしても、
日本の武力行使により北が国家として存亡の危機となる様であれば、
拉致を維持するメリットはありません、解放する選択に進ませる事が出来ます、
日本は北の脅威になり得ない国だからこそ、
国家としての北朝鮮は拉致した日本人に政府の高官や、
支配階級と関わりうる役目に据えられ、
結果としてより解放を困難にさせました、

例えば米兵を拉致したとして、
いつ空爆をちらつかせて解放を要求してくるか分からない米兵に、
北朝鮮の機密を知らせる訳にはいきません、
日本人が安全牌だったが故の問題深刻化です、

それを招いていたのは武力行使=戦争がやってくる、と短絡的な発想と、
世界の実情を知らず調べず学ばなかった結果です、

今、拉致などありえない、と主張していた政党とその議員、
そしてその党に繋がる議員、元議員や候補者も含めて、
国民を守るのに妨げとなった自身の言動をどう省みていますか?
何も変わっていませんし、何も学んでいません、
そしてそうした人物とそれに繋がる候補者が、
今も国政の場に有権者の選択と信任を得て送り込まれているのが現状です、

私の考えとしては、武力行使をも選択肢にし得る国家体制に向けて、
歩を進める人物と政党を有権者として支持支援する事と、
拉致被害に関して北を擁護し国民を守らず、
妨害に関わった人物と政党、それに繋がる人物らを、
有権者の選択として排除出来るように投票する事と、
そうした政党や人物の情報などを、
SNSなどで拡散する一助とならんとする事でしょうか、

再びになりますが、横田滋氏の逝去、お悔やみ申し上げます、
選んではいけない人物を国政の場に送り込み、
拉致被害の糾明を妨害する議員を作ったのは有権者の拙さです、
有権者はもっと現実論者で世界の実情を学ばねばなりません、
世界が無法である事と敵は常に傍に居る事を。


■横田めぐみさんの父、滋さん死去 家族会の前代表87歳
(朝日新聞デジタル - 06月05日 19:28)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6109143

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父で、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の前代表、横田滋(よこた・しげる)さんが5日、老衰で死去した。
87歳だった。


 32年、徳島市生まれ。日本銀行に勤め、新潟市で暮らしていた77年11月15日、
当時13歳で中学1年だった長女めぐみさんが、下校途中に突然、行方不明になった。
北朝鮮による拉致だったことが、97年2月に報道と国会質問で表面化した。
滋さんはめぐみさんの名を出して救出を訴えることを決意。
97年3月に家族会が発足すると代表に就き、
早紀江さん(84)とともに夫妻で拉致被害者帰還を求める運動の
シンボル的存在となった。


 02年9月、小泉純一郎首相が訪朝して
金正日(キムジョンイル)総書記(いずれも当時)と日朝首脳会談に臨んだ際、
北朝鮮は拉致被害者のうち5人が生存、
めぐみさんを含む8人が国内で死亡したと伝えた。
北朝鮮からは04年、めぐみさんのものとして遺骨が提出されたが、
日本政府はDNA鑑定で別人のものと断定した。


 めぐみさんは北朝鮮に拉致された韓国人金英男(キムヨンナム)氏と
結婚したと伝えられ、横田さん夫妻は14年3月、
めぐみさんの娘で夫妻の孫にあたるキム・ウンギョンさん(32)や
ひ孫にあたるウンギョンさんの娘とモンゴル・ウランバートルで初めて面会した。


 めぐみさんの誕生から拉致されるまでの13年間を撮影した家族写真展を、
05年から国内外の各地で開催。
夫妻で各地を訪れて計1400回以上の講演会に臨み、拉致被害者の早期帰還を訴えた。
体調不良を理由に07年11月、家族会代表を退任。
近年は体調を崩して歩行や会話が不自由になり、
18年4月からは入院し療養中だった。
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