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2020年06月05日17:11

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徳川家康16巻

虎亡き後、虎の威を借りていた狐は、どう生きるのか。
石田三成の物語。
 
朝鮮出兵から帰還する武将たちを迎え、秀吉の死を告げる役目。その対応によって、豊臣政権の今後が左右される。
家康の方から、この役目を指名された三成は、ルンルン気分で九州に出張したが、、
結果、帰還してきた武将たちから、猛反発をくらう。
 
三成、次の一手は前田利家の取り込み。五大老のうち、実力ナンバー1が家康なら、ナンバー2は利家。ナンバー1に対抗するためには、ナンバー2を味方にするのが最善。
そのため。秀吉の死によって未亡人となった淀の君の再婚まで匂わず。秀頼の義父として、家康より利家を推すと。利家には松というれっきとした本妻がいることをスルーして。それより、三成が目をそらしていた重大な現実は、利家の余命。
死の目前、利家は、三成より家康を選んだ。
そして、三成は武闘派の七将に追いかけられ、家康の屋敷に逃げ込むという奇想天外な手で難を逃れることになった。
家康は三成を本拠地の佐和山まで護衛付で送り届ける。
これで大阪での政局から、三成はしばし離れることになる。
三成に恥という概念があれば、このまま歴史の表舞台から消え去るのだが、、
史実は、復帰して関ケ原の戦いを起こす。
     ◇
ぽんぽん痛いで、あっさり総理を辞めて、
しばらくして復帰したお人もいますね。

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