活かせぬチャンスは後の祭り

　（２０２０年６月４日）
　父、叔父も今日が誕生日でした。父は存命なら１１９才になり、日本一高齢者の年齢です。昭和２年生まれの叔父は存命なら９４才の誕生日でしたね。その叔父は横須賀の追浜に在った飛行機（部品）を作る軍需工場に学徒動員で招集されて働きました。私が最近知り合ったＷさんは大正１５年生まれで９５才、足腰元気で身軽に歩けて耳も普通に聞こえ、羨ましい体力です。話中に偶然知ったことですがＷさんは同じ追浜の飛行機工場で同じ時代働いたそうです。ただそれだけですが昨日までは同じグループの仲間である関係が一挙に身近な親戚のように嬉しい知り合いになりました。叔父と職場は違ったとしても　もしかしたら、工場の中ですれ違ったかもしれないと思うと、叔父は亡くなって２０数年たつけど嬉しいご縁に出会えました。生きているってこういう出会いもあるのですね。話して分かった嬉しい事実です。土地の姿、建物はすべて新しく生まれ変わっても　歴史は延々と続き　時代に生きた人たちの汗と涙をしみ込んだ大地が今も、これからも息づいている。３０数年前、叔父が追浜散策に誘ってくれた時、私は行けなかったことが今になってとても悔しい。私が同行していたら叔父の子供（私の従兄弟）や私の子供達にも話して聞かせることができたのになぁ〜。　チャンスは無理をしてでも活かすべきでした。