職場の施設管理作業のため休日出勤。
午前中で作業終了で、さあ、昼飯は何にしようかな、と思いを巡らして考えた末に実に久しぶりに行こうとおもって、瑞穂市の「麺切り白流」。
瑞穂市だから近いと思い住所をナビに入れたらナビが古すぎて住所が無い。おおよその位置を入れてGO。
遠い。遠いぞ「麺切り白流」。瑞穂市といっても裏の川の向こうは本巣市真正町だろ。しかも丁度正午に近かったので人が沢山待っている。駐車場もほぼ一杯だ。
何とか車を停めて店前の待ちのリストに名前を書いて待つ。店前で入店調整をしている女性と色々話す。
ここは白神系なんだが、何故か白神系の店は皆看板にしている味が違う。店名にも「白神」とついているのは、本家「白神」の近くで営業している「二代目白神」のみ。
これについて件の女性は「白神」の師匠は自分の考えた「白海老」の味を使用することを許さないので、弟子は皆各自の好きな味で店を出すのだとか。「二代目白神」は豚骨、「爆王」は辛味噌、「あらき軒」は煮干し、「イロドリ」は鶏白湯と。そしてここ「麺切り白流」は焼魚出汁での醤油。
本日の出汁はハッカク、メバル、イトヨリを各20%、貝のアサリを40%あとか。
味は味噌とモーニングラーメンの塩は完売なので、醤油か薄口醤油。
今回はほぼすべての具が乗る「特製薄口醤油」を選択。麺は細麺を選択、100円増しで大盛。
結構人気の店でラーメンオタクだけでなく、近所の子連れ夫婦も来ている様子。地元で愛されるというのは長く店が続くためには大事だと思う。
出てきた丼にはまあ、具沢山。チャーシューはしっかりと肉厚で歯ごたえ十分。つまり固めで脂肪分の無い赤身のチャーシューで、だから味はそれほど染みていないが、「肉だ!」という感じはするし炙ってあるので齧ると香ばしさが口中に広がる。これが4枚。
玉子は煮ていないのか白いし味はしない。そのためか玉子の上には豆腐田楽のような味噌が置いてある。味も豆腐田楽の味噌を少ししょっぱくした感じ。
麺は細くて縮れていない、そうめんのような麺だが中華麺だからしっかりとコシは有る。
前回も驚いたのだがワンタンが4つ入っている。しかもしっかり肉が包んであるワンタンだ。今回もワンタンのことを忘れていて少しびっくりしてしまった。
メンマ海苔も葱も入っているので丼の表面からスープや麺が見える部分は少ない。
さてスープの味は、薄口醤油味にしたから魚系出汁の味はしっかりわかる。さすがに40%使用のアサリの味は全面に出ているが、焼魚の出汁もしっかりとしている。いかんせん、自分の舌では使用されている魚の味を感じ分けることはできない。
薄口醤油なんで塩分は少ないから空腹時には物足りない。「ガッツリ」食べるなら別の店に行った方が良いし、当然「家系」のように飯のオカズにはならない。
大盛にして麺をたっぷり食べてスープも軽く完飲できてしまい満足。
そういえば、近々各務原市中央部の国道21号沿いに新たに白神系の新店ができるそうな。名前は「蟹あるき」だとか。入店前に話をした店の女性からの情報。
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