戻らなくてはいけない。
スタイルは変わっただろう。
しかし、戻らなくてはいけない。
戻るにあたり、私はある2人の男を追いかけた。
明石家さんまと志村けんだ。
この2人、実はとても似ている点があった。
もちろん推測でしかない。
しかし、共通してる気がする。
それは、
自分の仕事の中に自分の生活を入れ込んででも、
自分の仕事と笑いを追求したということだ。
まさに、芸であると。
さんまは、あっぱれさんま大先生、
志村は、大丈夫だぁ、
だ。
共に、時も大体同じくしている。
ある種のプライベート的なところまで踏み込んだ笑いは、
単に、お笑いということではなく、そうしていないと生きられないという悲哀さすら、感じられるものでもあった。
そして、それが、また、たまらなく、面白かったのである。
単に自分の青春時代が、ここだったから、というのも重なるのかもしれない。
それでも、この2人がそれぞれ全く違う形で編み出した笑いは、
やはり、語り継がれるべきものだと、改めて感じた。
そして、その類稀な集中力を、もう一度、取り戻していかなければな、と、思った次第。
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