沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が軟弱地盤の改良工事などに伴う設計概要変更承認申請を沖縄県に提出したことを受け、玉城デニー知事は21日午前9時半、県庁1階ロビーで、記者団に対し、「北部土木事務所に提出したということは聞いている」と述べた。
新型コロナウイルスの感染者が急増している中での提出について、質問が出たが、無言でエレベーターに乗り込み、知事室のある6階に上がった。提出の情報を聞いたテレビや新聞の記者、カメラマンら約15人が知事の登庁時に質問した。
それに先立ち県庁を訪れた富川盛武副知事は「情報は入っているが、これから議論する」と述べた。 幹部らが集まり、対応を議論した上で、県の見解を発表するとみられる。
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