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2020年05月16日14:21

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演奏会の拍手

 指揮者の藤岡幸夫が新聞に曲が終わらない内の拍手、途中の楽章の終了後の拍手について書いていた。私も何度か経験しているが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の第1楽章、悲愴の第3楽章の終わった後、千住真理子のヴァイオリンとか、西本智美の指揮の時とか、日常あまりクラシックの演奏会に行ってない聴衆が多そうな時が多いのではないかと想像する。これについて、藤岡氏は欧米では新しいファンが来てくれているのだから、良いではないかという感覚らしい。
 私は一度こじんまりした演奏会で、ベートーヴェンの熱情ソナタの演奏会後、主催者に拍手のタイミングが早すぎると注意されたことがあった。鍵盤から手が離れたあとであり、残響と被ったくらいだと思うのだが、正直不愉快であった。このこじんまりした演奏空間はかなりマニアックなところがあり、クラシックおたくがしばしばいるようで、一度は隣の人から呼吸が深く気になると文句を言われたことがあり、「なら息をするなということか」とツッコミを入れたくなった。バッハのシャコンヌとかの場合、速すぎる拍手は良くないかもしれないが、気分を高揚させる曲なら多少フライング気味でも、感動の表現として許されると思うのだが、演奏家はどう思っているのだろう?ナーヴァスはクラシックファンの存在はを否定はしないけど、ファンの裾野を広げるのにプラスにはならないのでかないか。
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