mixiユーザー(id:6393203)

2020年05月13日18:11

128 view

マイナンバーカード義務化を=自民幹部

■マイナンバーカード義務化を=自民幹部
(時事通信社 - 05月13日 16:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6080493

>>>>>
自民党幹部は13日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国民への一律10万円の現金給付が滞っていることを踏まえ、マイナンバーカード取得を義務化すべきだとの考えを示した。同幹部は「カード取得と、口座番号を事前に登録するところまで持っていくべきだ」と指摘。カードへの抵抗感を和らげるため「個人情報の保護は徹底的にやる」とも語った。 
>>>>>

政治家の「徹底的」にやるは素人の頑張ったと変わらないので意味がない。もし保護に失敗したらこの命をくれてやると言っても、敗戦で逃げだした陸海軍軍人のなんと多かった事か、信用できない。どう好意的に解釈しても、何か利権を狙っている以外は思い浮かばないのである。

今回のコロナウィルスパンデミックで明らかになった事に、日本のIT化の遅れがある。もちろん、財務省であれ、経産省であれ、厚労省であれ、民間であれ、理解している人は理解している。そういう人材のひとりひとりを列挙して行けば、世界のトップクラスと比較しても引けは取らない。超一流の人材は、この国にもたくさんいる。

所が、全体で見れば、それらは回らない歯車というか、駆動系とは異なる場所で動いている風車というか、効率的とは言い難いのである。つまりインフラに対してちっともコミットメントしていないのである。

この国の基本インフラはFAXの時代に完成した。その後に Windows 圧倒があり、iPhone来襲が起きたが、インフラだけを見れば、刷新されていない。その頃から日本はバブルの後始末が始まっていたので、社会インフラに投入する資金は圧縮された。のみならず、その投入は従来の延長線上でしか行われなかった。

FAXをこの国からなくす、そう考えない限り、日本のIT化は敵わない。それくらいFAXのUIは優れていた。あまりにも良く出来ていた。それを解析するなら、データの作成は手書きでも印刷でも構わらない。つまりPCとの連携性が高い。送信は電話番号だけでよい。これは電話を使えるものならだれでも使えるという事だ。

つまり下位互換性の高い操作方法で実現した。受信側も何も技術がいらない。紙切れさえランプが光って教える。受け取った紙を読めば目的は達成される。文字であろうが絵であろうがたったひとつの方法で送れるのである。

これをITに置き換えたらどうなるか。テキストも写真も画像も別々のファイルである。手書きならばスキャナで取り込まないといけない。送るにはメールアドレスが必要だし、そこに添付しなくちゃいけない。さてどこのフォルダにあったけかな。そもそもFAXは電話と同じ線をつなげば使えた。

パソコンでメールアドレスが使えるようになるまでどういう手続きが必要かを知っている人の数は確実にFAXよりは少ない。説明出来る人は猶更だ。電話番号は分かるが、メールアドレスはまた複雑である。まず長い。大文字小文字漢字を区別しないといけない。失敗したらどうすればいいか分からない。そもそも失敗するエラーの数がFAXを比べて段違いである。

受け取った方はどうか。メールで届くなら、それを開かないといけない。紙が床に落ちてるのを拾うのと比べるとなんという煩わしさ。しかもコンピュータウィルスに気を付けろといわれる、何それ、コロナの新型?

世界の多くの国は、それでもIT化に進んでいる。おそらく置いてきぼりの人だって沢山いるだろうが、そういう人を捨ててでも進めた。さずが護送船団方式を国是とする日本である。抜け駆けで一部の国売り者たち(竹中)だけが先富論を実行した国である。

一般生活だけでなく、インフラにおいても、行政においても立ち遅れている。ひとつに日本はFAXというハードウェアには対応できたが、ITというソフトウェアには対応しきれていないからである。この転換に失敗しているように見える。ハードウェア脳だから、ソフトウェア脳が理解できない。その証拠にこの国の技術立国で取り上げられる技術者の殆どは、中小企業も含めて、ハードウェアである。

もちろん、ゲームやiModeなど先進的なソフトウェアは存在していた。所が、これらは社会インフラとしての成功とハードウェエアとしての軸で理解されていた。そしてソフトウェア的でなくとも理解できるものであった。よってimodeとはdocomoの携帯の代名詞でしかなかったし、そのすごさを最もよく印象付けるために必要だったのはカメラの画素数であった。

ではハードウェアとソフトウェアの違いとは何か。それが社会インフラをがらりと変えるとはどういう作用か。マインドが変われば、体制が変わる、体制が変われば設備が変わる。設備が変われば方法論が変わる。

どんな違いがどんな異なる作用を生み出すのか、それがどう全体に派生してゆくのか。それについて日本はかなり遅れている。それは20世紀には大した差ではなかったが、21世紀には致命的と考える。だからその違いと作用について説明できればいいのだが、観察した結果、このような感じだと思うという事と、それは実はこういう事であるを説明するのは全く違うのである。一万年前の人だって重力の存在くらいは知っていた。だが、それを説明するには長い知識の蓄積と人々による刷新、そしてニュートンの登場を待たなければならなかったのである。

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年05月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31