https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/news/20200417-03.html
研究ではさらに、エタノールの効果も検証。水道水で調整した、濃度が10%、30%、50%、70%、90%のエタノールを用意して、同様にウイルスの液体と接触させて反応を確認した。
そうしたところ、接触時間が1分だと、濃度が50%、70%、90%のエタノールには不活化の効果が確認できた一方で、濃度が10%、30%のエタノールでは不活化の効果が確認できなかった。エタノールとウイルスの接触時間を10分に延ばしても、結果は変わらなかったという。
研究チームはこれらの検証結果から、市販の洗剤などは説明書に従って使うこと、エタノールは濃度が50%以上のものを1分接触することを守れば、ウイルスにも有効と考えられるとした。
エタノールを霧吹きでシュッシュッと吹きかければ、安全!...ではありません。手指消毒をする場合はぬれた手が完全に乾くまで、手洗いの要領でもみ込んでください。拭き取りに使用する際はゆっくり、しっかり拭き取ります。エタノールでウイルスを不活化させるには、一定時間の接触が大切です。瞬間的に不活化するわけではないので、注意してください。他
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