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2020年05月04日09:48

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一部の「無知」(または「無邪気」)な国民のために

国民は安倍総理の言うことに素直に従って、
確かに三密となる状況は多くの場所で避けられている。

しかし私がどうしても解せないのは、
「三密を避けることがコロナに感染しない絶対の方法ではない」
ということが理解できていない人が、まだまだ多いのではないか、ということだ。

ウイルス感染症は、そのほとんどが、
人の手を介して、喉や鼻や目などの粘膜に移されることによって
ヒトの細胞に入り込んで感染する場合が多い。

要するに、「三密を避ける」とは、
「感染している人との接触機会を減らす」だけの対策であって、
個人個人が、手洗いなどの基礎的な対策、また、
喉や鼻や目などの粘膜にウイルスを移さないために、
顔を手で触ることを極力控える、ということをしなければ、
感染を起こすリスク自体を引き下げることはできない。

そして、こういうことを理解していないからなのだろう、
がらがらに空いた電車の車内で、
手から直接お菓子やパンを口に運んでいる人が、いまだに見られる。
先日は、つまみを片手に、一人酒盛りをしている人を見かけた。

要するに、基本的な知識のない国民に向かって、
いくら政府が「三密を避けましょう」と訴えかけたところで、
その意味を国民が理解できなければ、何の意味もなくなってしまう、ということだ。

そもそも三密とは、感染している人がいた場合に、
その人との接触機会を減らす取り組みにしか過ぎないのであって、
実際にウイルスに感染するかしないかは、
そのあとの「自身」の心がけに依るところが大きい。

政府がこのウイルスの感染を本気で抑えたいと思うなら、
まず、屋外での飲食を禁止することから始めるべきだろう。

屋外では、人はいろいろな場所に触る。
そこで、手や指にウイルスを付着させている可能性が生ずる。
その手を洗浄または消毒する設備のない屋外で、
その手を使ってものを食べるという行為は、
指についたウイルスを、食品を介して体内に取り込んでしまう危険性が極めて高い。

だから、この期間だけは、
屋外や店内での飲食はやめて、
自宅に帰って手を洗ってからものを食べるようにしよう。

そのように国民を啓発していかなければ、
一部の「無知」(または「無邪気」)な国民のために、
大多数の「健全」な国民が、自宅待機を強いられ続けられることになる。

ウイルス感染予防対策の根幹は、
「三密を避ける」ことではない、
「ウイルスを体内に取り込まない」ことだ。

その常識の周知を、政府には希望する。
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