「美意識が高くない」=「ブス」ではないと思うけど…

「美しくあらねば」という呪いからの解放――“ブス活”のススメ
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私は「精神的にブス」なのは，勘弁して欲しいけどなぁ……

誰だって，多かれ少なかれ，コンプレックスを持っている。
それを自覚し，少しでも可愛くなりたいとか，少しでも知性を高めたいとか，そうした向上心を持つことって，前向きな自分が作れて，素敵なことじゃないかと思う。
コンプレックスで後ろ向きになったり卑屈な発言を繰り返したりしていると，やっぱり，好感は持てない。

それに……

見た目のコンプレックスって，意外なところで克服できるかもしれない。

その人の気持ち，生き方，姿勢，行発言・動する姿と，その人の見た目が上手く噛み合い，「その人らしさ」を出していれば，いいと思う。ああ，この人は自分のことを良く分かっていて，人のことを良く分かろうとしている人なんだな，と感じる。そのアピール力は魅力。

さらに言えば，人の好みなんて，モノサシ１本の価値基準じゃないし。
誰もが「美人」と認めるような人になろうとするのは難しい。やはり素材がモノを言う。けど，誰あのツボにはまるルックスやキャラは，誰でも実現する。
だからこそ，「自分らしさ」が伝わる身なり，着こなし，言葉遣い，知識などが大事。

もう一つの視点としては，「どんな人に好まれるか」と言うのもある。
自分はどんな人に好まれ，受けがいいのかを知っておけば，自分を生かす場所や，アピールの効果の高い場所や相手が見えてくる。

ひとつのヒントとしては，自分がどんなタイプの人から好まれているのかを知ること。
客観的に，ああ，自分はこんなふうに見えていたんだ，と分かる。
但し，その時に，スペックに惹かれて寄って来た異性は排除すべき。
学歴，肩書き，収入など，すべて伏せても好んでくれる人の視点を借りよう。
…自分を好んでくれる人が居ない！と居直る人も居そうだけど(私もそうだった)，自分の見た目や性格やライフスタイルが「自分らしく」噛み合った時には，人は誰でも，一つぐらいは光るところやアピールポイントを持つものだから，まずは「自分らしさ」って何だったのか，見つめ直してみることを勧めたい。そして，どうしたら「自分らしさ」を演出し，伝えることが出来るか。さらには，どんな人にアピールしたらいいのかを考える。それが誰かの好みではなかったとしても，別の誰かにとってはツボだったりするわけで，そういう「自分らしさ」の認識と演出は，けっこう大事。

まぁ，「自分はこんなもんじゃないぜ！」と言うような奴や，「どうせ自分なんて…」などと言っている奴には，なかなか「自分らしさ」を見つけて，受け入れるのは，難しいかもしれないけど。
また，誰かの真似，受け売りは，だいたい，信用されないから，他人の言い分に流され過ぎないように注意することも。