有給取れ取れ、GWに合わせてプラスワン休暇も取れとうるさいくせに、連休中は急遽決定した仕事で出勤が決まっているので、仕方なく今日有給消化。
コロナウイルスのせいで休校中の次女もずっと家で勉強(学校の課題)ばかりで気が変になるかもしれんので、二人で久しぶりの外食。(奥さんは仕事)
コロナウイルスのせいで休業を強いられている飲食店も多く、特に好きなラーメン店は不要不急だとばかりに半数以上の店が休業している。
とは言っても世間は平日なので、昼休みの時間帯は労働者が昼食に出ているだろうから入店を避けては入れるところ。
というわけで、少し離れたSCのテナントラーメン店「麺's shop」へ。このラーメン店、このSCに入る前は意外と古く、私が働き始めた30年以上前に、岐阜市の繁華街である柳ケ瀬の近く、お金儲け願い事で有名な金神社の近くに出店していて、当時には珍しい、モヤシの代わりにレタス、チャーシューの代わりにベーコン、ネギの代わりに千切りの人参と、ラーメン胡椒の代わりにブラック・ペッパーと、西洋風のトッピングでかつ、当時のラーメンらしくないスパイシーなスープという一風変わったラーメン店であった。
掃除はバブル全盛期で、今でこそ普通だが当時は珍しいオープンキッチンで、店内装飾もラーメン屋らしくない英国車のポスターや写真が飾られて、勘違いでなければ、実車の展示もなかったか?(ここは不確か)
そんなラーメン屋「麺's shop」もバブル消滅後は店舗も縮小し、現在はこのSCと岐阜市街地の外れ、清住町の本店のみ。
久しく食べていなかったこのラーメン店で食べたのは、やはり昔からのオーソドックス「スパイシーベーコン」。
相変わらずのレタスと人参が入っているのは、まだ他のラーメン店では見かけないなぁ。スープは何なのだろう、醤油豚骨っぽいのだが、よくわからん。
「スパイシー」というだけあって、かなりピリ辛。麺は黄色い細縮れ麺なのは変わらず。西洋風だが、味は濃いめで白飯によく合うのでうれしい。麺の量は普通盛りでも少し少ないと感じる。これは昔からそうだったのだ、忘れていた。
新しく増えていたサイドメニューの餃子は、タレが付いているが店内の貼り紙にはラー油を直接かけてそのまま食すのがマストとのこと。
ここはそれに従う。壺に入ったラー油をかけて食す。数は3つだが、一つが大きいので2口で食すことになる。以外と味が濃いので確かにタレは要らない。
が、折角付けているのでタレも付けて食してみると、これはこれで美味しい。しかしこの後にラー油だけで食すと、舌が濃いタレに馴染んで味がしなくなってしまった。
肉も多く美味しい餃子だ。しかしこれだけで白飯を食すのは困難。ラーメンの箸休め的な餃子だった。
ラーメンスープが白飯に合うのでバクバク食べてしまい、スープが残ってしまったのが残念。かと言って飲み干すにはキツい塩分なので、泣く泣く残して店を出た。
若い20代半ばの土曜の深夜、遊び仲間と啜っていたのを思い出す懐かしい味だった。
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