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2020年04月29日10:33
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誤解】💓真・アイドルに、愛乗る��💓
お待たせしました、愛ミクの皆様。
やっとイマコ物語が再開されましたね。
書いてる俺が、混乱してます。
複雑に絡まった謎をひか、タカシン、イマコは、解決できるのか？？
では、短いですが、スタート。
。。。。。
タカシンはいつもの居酒屋で1人、複雑な感情を抱いていた。
イマコの本心が分からなかったからだ。
タ「お酒を飲んでないイマコちゃんと、お酒を飲んで酔ったイマコちゃんと、一体どっちが本心なんだ？」
？「お酒を飲んだ方が本心だと思いますよ。」
タ「あぁ、ひかさん。ひかさんも1人で来るんですね、ここ。」
ひ「はい。1人飲みは、癒されますよ。
何か考えを整理したいときに、このお店にお世話になっています。」
タ「ひかさん、やっぱり本心は、酔っぱらった状態の方なんですね？」
ひ「経験上、ほぼその通りです。
だから、イマコちゃんは、本当はタカシンさんと仲良くなりたいんですよ。
でもお酒を飲んでないと、理性が働くため、
プロ意識がグングン高まるんですよね。
だから、プロ失格と嘆いていたんですよ。」
タ「そっかぁ。。でもやっぱり分かっているけど、オムタクに良い感情を持てないです。」
ひ「その気持ちは分かります。俺でも同じ立場なら、嫉妬しますよ。人の心は複雑です。」
タ「オムタクに会える場所なんて特定出来ないですよ。イマコちゃんより探すのが難しいです。」
ひ「そうなんてす。そこなんですよタカシンさん。俺とタカシンさんでイマコちゃんとさらに仲良くなって、
オムタクの最新事情を聞きだしましょうよ。」
タ「そうかぁ。前回みたいにお酒が進めば、
イマコちゃんも教えてくれる可能性が高いですもんね。さっそく呼び出しましょう。」
タカシンがイマコに電話をすると、すぐに電話に出た。そして、いつものこの居酒屋に合流する事になった。
。。。30分後。。。
イ「遅くなってごめんなさいね。今からでも良いですか？」
ひ「どうぞどうぞ、構いませんよ。お座りください。」
タ「こんにちは、イマコちゃん。忙しい中ありがとう。」
イ「大丈夫ですよ、自主トレだったから、
ちょうど飲みたかったんですよね。
生ビールを一つお願いします。」
ひ「追加でビール二杯お願いします。」
よし。
ビールが届いた。
全員「カンパーーーイ
」
イマコは、何かと溜まっていたのか、一気にジョッキをカラにした。
タ「飲むの早いですね、イマコちゃん？」
イ「運動疲れと喉の渇きがビールを欲しがっています。はい、三杯目
」
これは絶対に、聞ける事は全部聞こうと思った。
ひ「いやぁ、やっぱりビールには枝豆ですね。」
イ「私はビールには、軟骨の唐揚げです。」
タ「僕は、フライドポテトからですけどね。」
ひ「人それぞれ違うんですね。
人生と同じだ。さぁさぁ、だんだん飲んでくださいよ、イマコちゃん。今日は俺のおごりだからね。タカシンさんもね。」
タ「本当ですか？？ありがとうございます。
必ず恩返ししますね。」
イ「そうなんですか？ありがとうございます。私今日、酔い潰れますねっ。明日休みだもの。」
ひかとタカシンは、出来るだけ飲ませて、
オムタクの件を聞こうとしていた。
ひ「どうぞ。帰りはタクシーを呼びますから。」
イ「ありがとうございます
限界まで飲みます」
ひかとタカシンは、つまみに集中し、イマコに飲ませた。
。。。1時間後。。。
イマコがベロンベロンに近づいてきた。
ひ「最近物騒で、みんなで話し合う機会が無いですよね。イマコちゃんなんかは、ストレスがたまったりしませんか？」
イ「それはありますねぇ。実力が評価されなかったり、あっても無い事を言われたり、我慢の連続です。」
タ「ですよねぇ。芸能界は特に怖いですね。」
ひ「そう言えば、イマコちゃんは、
オムタクの件、どうなりました？」
さっそくひかが、核心に迫る。
イ「あぁ、オムタクさんね。相変わらず時間が合えばスタジオまで車で送ってくれます。
これは昔からの事なので、決して売名行為でも無いし、不倫でもありません。
私は隠そうと言ったんですが、オムタクさんが、別に悪いことしてないって言ってくれて。
オムタクさんが堂々としているから、
逆に周りも触れないんだと思います。」
タ「ラブホテルから出てきたという部分は本当ですか？」
イ「いいえ、それは捏造です。ホテル街を通るときに写真を撮られたので。」
ひ「そうなんですね。捏造は困りますね。
前回もお聞きしましたが、恋愛感情は全く無いんですもんね。」
イ「はい。憧れから入ったので、それは無いです。」
タ「決して売名行為でも無いんですよね。」
イ「はい
イマコ、正直に答えています
どんどん質問どうぞ
」
酔いがピークに達している。
今が聞きどきだった。
タ「イマコちゃんは、僕を好きなんですか？」
イ「アイドル失格ですが、好きな気持ちもあります。」
ひ「では、聞いてしまいますが、オムタクさんにはどうやったら会えますか？」
イ「はい、オムタクさんですね？
明日テレビ局に送ってもらうので、同席しますか？」
あまりもの無防備ぶりに、こちらが驚いた。
タ「いいんですか？オムタクからしたら、得体の知れない2人組みですよ？」
イ「大丈夫ですよ、私からの紹介なんで、
変に構えたりしませんよ。」
ひ「じゃあさっそく明後日にでもお願いしてよろしいですか？」
イ「はい。ちょうど明後日は事務所に用事があるので大丈夫ですよ。ひかさんとタカシンさん2人ともですよね？」
ひ&タ「はい、お願いします。」
。。。。。明後日。。。。。
イマコの寮の前で、オムタクを待つ3人。
ひか、タカシン、イマコ。
そこへ、マッドブラックのベンツで、
ついにオムタク登場。
イ「おはようございます、オムタクさん
こちらの2人が、ひかさん、タカシンさんです。」
オ「おはようございます。はじめまして。
オムラです。よろしくお願いします。」
本物の芸能人のオーラを身にまとっている。
ひ&タ「よろしくお願いします。」
イ「いつもの事務所まで、お願いします。」
オ「了解。で、後の2人？」
ひ「はい？」
オ「ひかさんだっけ？」
ひ「はい、ひかです。何か？」
オ「そこのタカシンさんもさ、俺に聞きたいこといっぱいあるんじゃない？聞くよ？」
願ったり、叶ったりだ。
ひ「はい、じゃあ俺から。何でオムタクさんはイマコちゃんに優しいんですか？」
オ「昔の売れる前の俺と重なる部分が多々あるからだよ。手を差し伸べたくなっただけ。」
タ「じゃあ、イマコちゃんに、特別な感情を抱いてるわけじゃないんですね？」
オ「当たり前じゃん。俺も妻子いるからね。」
ひ「じゃあ、なぜ、あえてフライディに撮られるような事をしたんですか？」
オ「イマコ本人は嫌がってたけど、
売名行為に繋げちゃえばって、俺が提案しただけ。昔から送迎はやってたからね。」
ひ「そうですか。確かにあの件があってから、
博多坂46のセンターとして活躍しましたよね。
そういう意味では、フライディと協力した事になりますね。」
オ「だね。あくまで、結果的にね。俺とイマコの仲だから聞いたけど、
イマコが卒業したら、タカシンさん、イマコと付き合うんでしょ？」
タ「そんな事まで言い合える仲なんですね。
確かにその件は正解です。
僕が、イマコちゃんを幸せにしますから。」
イ「ありがとうタカシンさん。私が酔った勢いで色々しちゃったからね。」
タ「イマコさん、まさか色々な男子にあんなことして無いですよね？」
イ「いえいえ、してませんよ。私、人見知りだし、タカシンさんと知り合うまでは、博多坂のことしか考えてなかったから。」
オ「芸能人は裏で叩かれてもしょうがないよ。
プライベートは、きっちりラインを引いて楽しみたいしね。」
ひ「じゃあ、イマコちゃんは、オムタクさんの指示でタカシンさんにハニートラップを仕掛けたわけではないんですね？」
オ「当たり前じゃん。プライベートはお互い自由だから。俺はただの運転手だから。」
タ「オムタクさんはフライディにコメントも控えてるようですが、このまま終息を待ちますか？」
オ「うん。今までに何回もあったからね、こういう事は。シカトが1番だよ。」
ひ「ありがとうございます。今まで蜘蛛の糸がグルグル絡んだように謎だらけでしたが、
ずいぶんスッキリしました。
でも、何で天下のオムタクさんが、イマコちゃんのドライバーになったんですか？」
オ「それはさっき言ったように、昔の俺と重なったからだよ。
イマコはセンターでずっとやってきてるから、お互いそのプレッシャーが分かるんだよ。
だから、売名行為に俺を使おうとしたのも、俺の発案。歳は関係ない。応援したいコの、力になりたいだけさ。」
ひ「そうだったんですね。今まで疑いまくってすみませんでした。オムタクさんが裏で操っていたと思っていました。すみませんでした。」
オ「気にしないで。聞かれ慣れてるからさ。
さぁ、着いたよを。またご飯にでも行こうね、2人とも。今日はここまで。またね。」
ひ&タ「はい
ありがとうございました」
オムタクの車は、静かに去っていった。
イ「ね？すごく良い人だったでしょ？
私も最初は緊張してたけど、慣れてからは、
感謝でしかない。2人も良かったね、謎がたくさん解けて。」
ひ「スッキリしたね。あの人に力を借りるまでもないかな。」
タ「あの人って、誰ですか？」
ひ「俺の盟友で、ランマルって言う男がいてさ。頭の回転が早くて、謎を解くんだよ。」
イ「ひかさんの友達なら、安心出来ますね。」
ひ「うん。あいつなら間違いない。呼ばずに事がすみそう。」
オムタクに送ってもらった3人は、
またいつもの居酒屋へ向かった。
。。。。居酒屋。。。。
ひ「さぁ、様々な謎が解けたことを祝して、
カンパーーーイ
」
イ&タ「カンパーーーイ
」
ひ「ビールうまっ。枝豆うまっ。」
イ「ビールはやっぱり美味しいですね。」
タ「ビールはさやかですね。」
ひ「やったね、2人とも。謎が解けましたね。
というより、誤解が解けましたね。」
タ「はい。これでほっとしたかな。
イマコちゃん、本当に俺、待ってていいんだね？」
イ「はい。お願いします。でも今は秘密です。」
そんな幸せを味わう3人に、新たなる事件が巻き起こる事を、まだ3人とも知らなかった。
ーつづくー
ご愛読ありがとうございました。
最幸の日々を
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