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2020年04月25日02:29

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週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.1075(2020/4/25)


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*          第1075号*
  *■■■■■■■■■*2020/4/25       *
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※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第1075号
  ■映画インプレッション『サーホー』
 ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.713)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.1005)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『サーホー』
  監督:スジート 主演:プラバース
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  ☆『バーフバリ』シリーズで人気を博したプラバースが主演を務め、
  迫力ある銃撃戦や空中戦、カーチェイスなどを繰り広げるクライム・
  アクション。犯罪組織が支配する架空の都市を舞台に、支配者ロイの
  残した資産の争奪戦が始まる。プラバースが敏腕捜査官のアショーク
  を演じ、『Run Raja Run』で南インド国際映画賞最優秀新人監督賞を
  受賞したスジートがメガホンをとりました。

  20年前の抗争に敗れ、犯罪都市ワージーに脱出したロイは、金や石油
  の裏取引で組織を発展させるが、ムンバイで何者かに暗殺されてしま
  う。彼の家族はかつての抗争で全員死んだと思われていたが、人知れ
  ず生きていた一人息子ヴィシュワクが帰還。ヴィシュワクがロイの資
  産2兆ルピーのカギとなる“ブラックボックス”の存在を明かしたこ
  とで、ロイ財閥、覆面捜査官として窃盗事件を追うアショークらムン
  バイ市警、秘密を握る謎の窃盗グループによる争奪戦が始まる…。

  『バーフバリ』のような古代が舞台ならスローモーションからの見栄
  を切るのもハマりますが、現代というか近未来が舞台なので、クドさ
  が4割増しでした。169分と尺が長くて話が二転三転するので、ス
  ローモーションになる度にクドイと思ってしまったのは私だけでしょ
  うか?確かに美男美女が揃って絵面は豪華で、VFX満載のアクショ
  ンシーンは『アイアンマン』を意識した感じでしたし、カーアクショ
  ンは『マッドマックス』でした。

  公式サイト > https://saaho.jp/

  STONEMAN推薦度★★★ ケレン味満載でクドさ倍増度★★★☆
   (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.713)
  『バーディ』('84)
  監督:アラン・パーカー 主演: マシュー・モディーン
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  ☆アル(ニコラス・ケイジ)とバーディ(マシュー・モディーン)
  は高校時代からの親友。社交的でアクティブなアルとは、正反対の
  バーディは、内向的で鳥のように飛ぶことを夢見るちょっぴり変わ
  ったロマンティックな青年でした。しかし、そんな平穏な日々は続
  かず、二人はベトナム戦争へ赴くことになります。命からがら帰還
  できたものの、アルは再生手術が必要なほど顔を負傷し、将来を悲
  観していました。そして、バーディはすっかりと心閉ざし、言葉を
  発せないほどに心を痛めて帰国していました。そんなバーディの元
  へ、アルは自らの治療をも投げうってバーディの元へ訪れ、平穏で
  幸せだったころの高校時代の思い出を語り続けるのでした。少しで
  もバーディが心を取り戻してくれないかと・・・。

  ミッドナイト・エクスプレス(1978)、ザ・コミットメンツ(1991)の
  アラン・パーカーのドラマティックな絵展開とポエティックなシー
  ン満載さは、監督ならでは。とくに、バーディが鳥となって夢想の
  中で町をゆっくりと低空飛行する、ピーター・ガブリエルの楽曲に
  のってのロングショットはインパクトがあり、いつまでも脳裏に残
  ります。

  この二人の麗しき友愛も今となればボーイズラブと一言で片づけら
  れそうな関係も、この当時(1984)のまだベトナム戦争の残り
  香と反戦への思いが強く息衝いていることを感じさせられます。
  そして、最後の二人の思いは通じ合い、バーディの突如な行動に思
  わず慌てふためかされ、そして、大きな驚きで幕を閉じるのです。

  1985年のカンヌ国際映画祭では審査員特別グランプリを受賞し、パ
  ルム・ドールにもノミネートされ、今だからこそまた見てみたい作
  品です。

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■石男的衛星電影案内(Vol.1005)4/25〜5/1 by.STONEMAN

  ★今週の石男が選ぶオススメの1本
  <NHK・BSプレミアム> デジタルBS-103ch
  4月27日(月)21:00
  『人生の特等席』('12 アメリカ)
  監)ロバート・ローレンツ 主)クリント・イーストウッド
  ※クリント・イーストウッドが頑固一徹のスカウトマンを軽やかに演
  じる感動のドラマ。大リーグのスカウトマンとして、数々の名選手を
  発掘してきたガス。しかし今はコンピューターが主流で、球団は、視
  力も衰え、時代遅れのガスを引退させようとする。そんな中、ガスに
  複雑な思いを抱いていた一人娘のミッキーが力を貸すが…。共演はエ
  イミー・アダムス、監督は、イーストウッド作品の製作を務めてきた
  ロバート・ローレンツ。

  <GYAO!・無料動画> http://gyao.yahoo.co.jp/
  『ねじ式』('98 日本)
  監)石井輝男 主)浅野忠信
  ※売れない貸本漫画家のツベは、どん底生活の果てに遂に内縁の妻の
  国子と離れて暮らすことになる。国子は世田谷にある会社の寮の賄婦
  として住み込みで働くようになり、ツベは知り合いの木本のアパート
  に転がり込む。ところが、ツベは国子が浮気をしているのではないか
  と心配でならない。そんなある日、彼は国子が別の男の子供をはらん
  でいることを聞かされ、ショックで自殺を図るのだった。木本のお陰
  で一命を取りとめたツベは、その後、放浪の生活と妄想に浸る日々を
  送るようになる…。
  ★5/21まで無料配信中

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■編集後記
  ☆いよいよ大変なことになってしまいましたね。自分が生きている内
  に映画館が全部休館してしまうとは想像出来ませんでした。普通に映
  画を見ることが出来ることの有り難さを失って初めて身にしみて感じ
  ます。次号から新作紹介はネット配信作品となってしまいそうです。

  コロナが収束するのを祈るばかりです。

  ◎オススメCD◎
  STU48 4thシングル「無謀な夢は覚めることがない」
  https://youtu.be/QDgEQ7PVpSs
    
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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.1075(2020/4/25)
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■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city)
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