『エスケープルーム』 2020年27作目 ☆☆☆★ 109シネマズ富谷
http://escape-room.jp/
(散々「SAWシリーズ」と「CUBEシリーズ」について引用しているので、「SAWシリーズ」と「CUBEシリーズ」を観ていない方には理解不能な内容となっております)
観る予定ではなかったんですけれど、観た方のツイートで観に行きました。
そしたら正解。観て良かった。
話は、「賞金あげます」との招待状を貰った男女が密室からの脱出ゲームに挑戦する。ゲームに失敗すると、死ぬ。
てやつ。
そうです。「SAWシリーズ」や「CUBEシリーズ」と全く同じです。
なので、申し訳ないですが「よくある話」「ありきたりな話」となってしまうのですが、そうはならなかったのが凄い。
4DX前提の映画なので、揺れるは、飛沫は飛ぶは、煙るはで、アトラクション的な面白さもあって、「映画じゃないじゃん。アトラクションじゃん」なのですが、ちゃんと映画してるんです。
「脱出する為の謎解き」がしっかりしてるんですね。
「SAWシリーズ」は理不尽過ぎて「助ける気ないやん」な仕掛けばかりでしたが、ヒントを元にちゃんと解けば助かる。
これは良い。「何が何でも殺す」は正直、観ててつまらないし、「そんなん分かるわけないやん」な謎も面白くない。
ちゃんと謎が解けるのはいい。「CUBEシリーズ」みたいに「難し過ぎ」じゃないのもいい。
「何故、私達は集められたのか?」を主人公達が考えて、「何故、君たちを集めたのか」とちゃんと答えてるのも良い。
「SAWシリーズ」でも第1作、第2作ではこのあたりがちゃんとしてたけど、シリーズが進むにつれて「どうやって人を殺すか」だけに力が入って只のグロテスク映画に成り下がったし、「CUBEシリーズ」は複雑過ぎておかしくなった。
なので、「グロでもなく、おかしくも無い」のは素晴らしい。
何より一番いいのは、「イレギュラー」が発生してる事。
ネタバレになるので詳しくは書かないけど、「イレギュラーが発生」してるのは「SAWシリーズ」にも「CUBEシリーズ」にも無かった。
「イレギュラーが発生してる」のはホントに4DXにしたのと同じぐらい斬新。
本国アメリカでは好評で、続編が作られ年末の公開が既に決定しています。
日本でも上映されると思います。楽しみです。
映画日記一覧
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=23096056&id=1381108346
映画blogはこちら。
http://blog.livedoor.jp/ken_taro/
ログインしてコメントを確認・投稿する