mixiユーザー(id:1417947)

2020年04月24日20:02

85 view

女性リーダー・・・

 ここのところ、各国の新型コロナウイルス対策で目立つのが、
 女性リーダーの存在です。

 今日も47NEWSには、
 「欧州若手女性リーダーが危機に支持される理由
  「やっている感」ではなく、大切なのは誠実さ」との記事が載っていました。
 4月22日の論座には、
 「新型コロナ対策で“成功”している指導者に女性が多いのはなぜだろう」との
 記事がありましたし、
 4月21日付けの毎日新聞には、
 「独メルケル首相、台湾・蔡総統…新型コロナ対応で株を上げた女性リーダーたち」
 との記事がありました。
 4月17日のCNNには、
 「新型コロナ対策、際立つ女性リーダーの手腕 スピードと実行力で拡大阻止」
 との記事があり、
 4月16日のForbesは
 「コロナ対策に成功した国々、共通点は女性リーダーの存在」との記事を
 載せています。

 ドイツのメルケル首相については、以前書きましたが、
 台湾の蔡英文総統、
 ニュージーランドのジャシンダ・アーダン首相、
 ノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相、
 フィンランドのサンナ・マリン首相
 アイスランドのカトリン・ヤコブスドッティル首相
 デンマークのメッテ・フレデリクセン首相など、
 それぞれの国の大きさも異なりますし、手法も同じではありませんが、
 今のところ、新型コロナウイルスの感染症による死者が、他国に比べて少なく、
 感染症の拡大を抑え込んでいる事が評価されています。

 メルケル首相は、危機の最中でも冷静に対策の必要性を説き、
 影響を受ける人々に手厚い経済支援を提供する一方、
 感染被害の抑止にも一定の成果を出しています。
 蔡英文総統は、早期の水際対策と徹底した隔離対策が効力を発揮したとされ、
 「世界最高レベルの対応」(アメリカCNN)と評価されています。
 ニュージーランドのアーダン首相も、感染対策で高い評価を得ていて、
 政府の新型コロナウイルス対応を支持する人が84%に及んだとの事です。
 同国のクラーク元首相は「説教をするのでなく、我々と共に立ってくれる」と指摘し、
 39歳のアーダン首相の
 共感を重視したリーダーシップを評価したと報じられています。

 もちろん、韓国の文在寅大統領のように、結果を出している男性指導者もいますが、
 世界の指導者全体に占める女性の割合が依然として約7%と低いにもかかわらず、
 コロナ対策の成功比率の高さは特筆すべきものだと思います。

 彼女たちが指導者として非常に優れた能力を備えていた事は間違いありませんが、
 依然として男性優位の社会の中で、
 女性は男性よりも、さらに努力を重ねて、優秀でなければ
 指導者になれないという社会構造があるのかも知れません。

 各国の新型コロナウイルスへの対応をみると、
 アメリカのトランプ大統領、フランスのマクロン大統領、
 イギリスのジョンソン首相など、
 強力なリーダーシップの元に、強権的に国民に規制を強めているのに対し、
 女性首相たちの実直で人間味のある新型コロナ対策は対照的のような気がします。
 同じ外出禁止を打ち出しても、
 女性リーダーの誠実さに国民は納得しているように感じています。

 日本の安倍総理は、コロナ禍を利用した「やってる感」のアピールばかりで、
 国民の目線に立った政策を実行出来ないでいます。
 安倍総理への信頼は、日に日に下がっているように感じています。

 日本には、小池都知事と言う女性のリーダーがいます。
 徒に横文字をならべ、冷ややかな物の言い方で、庶民に訴える力がなくて、
 上記の女性リーダーたちとは違うような気がしますが。

 危機の時に求められるリーダー像としては、
 国民を鼓舞し、強力に政策を推し進め、危機に立ち向かう
 勇ましい姿を思い浮かべてしまいますが、
 新型コロナウイルスに対し、多くの女性リーダーたちは、
 冷静に事態を見極め、自らの言葉で国民に語り掛ける事によって理解を得、
 果敢に決断して、大きな成果を挙げ、世界に対して模範を示しています。
 新型コロナウイルスは、
 女性には混乱に対処する能力があることを証明しているように感じています。


7 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年04月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記

もっと見る