『彼らは生きていた』 2020年23作目 ☆☆☆☆ フォーラム仙台
http://kareraha.com/
「ロード・オブ・ザ・リング・シリーズ」のピーター・ジャクソン監督が第一次世界大戦の記録映像をフルカラー化したドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリー映画は滅多に観ないのですが、これは「観るべき映画」です。
百年前の凄惨な戦場で兵士達はどんな日常をおくっていたのか。
第一世界大戦は延々と続く塹壕戦で、兵士達が戦場、塹壕でどんな生活をおくっていたかがカラー化された映像で鮮やかに蘇っている。
文献、書物では塹壕での生活は凄惨だったと記録されているのですが、映像で見ると何処か楽し気で、そんなにしんどくないのかな? と思ったりしたんだけど、ナレーションをよく聞くとやっぱりしんどかったようです。
「戦争のリアルさ」もちゃんと描かれているんだけれど、割合的には「塹壕での日常」が多く描かれていて、不便、不快な中で何とか快適さを求めているあたり、何時の時代も変わらないんだと感じた。
ミリタリー的には、「何故、戦車がタンク/水槽と呼ばれるのか」がのエピソードがちゃんと出てました。
タイトルにあるとおり、百年前の戦場の塹壕で兵士達、彼らは生きていたんだと感じるドキュメンタリー映画でした。
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