本当に大切なのは結婚してから

長く付き合い続けても「結婚するカップル」と「結婚できないカップル」の違いとは？
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結婚するまでに、どんなプロセスがあってもいいじゃないですか。
大切なのは、結婚してからです。

お互いに相手を尊重するだけの敬意と理解をを持ち、快適に日常を過ごし、何かあったときは助け合ったり協力したり、ぶつかり合っても、どちらかが一方的に折れるのではなく、お互いにうまく調整して収めるようにしたり……そうしたことは、結婚前よりも確実に増えるし、より長いこと、続けて行くことになるわけで、それを結婚前から否定的に考えたり避けようとしていては、この先どうなるやら。

ウチは、はじめて顔を合わせてから結婚まで７年半。付き合っていた時間は、もう少し短くなるけど、それでもかなり長いほうではないかと思う。
今にして思えば、１年ぐらいの付き合いで結婚した人なら、結婚後にお互いの立ち位置とか人間関係などを調整しているであろう(と思う)部分を、結婚前にだいたい済ませてしまった感じ。結婚式を挙げる頃には既に、ベテラン夫婦や老夫婦みたいなことになっていて、世の中の人の言う「新婚さん」みたいな時期って、無かったなぁ……そもそも、恋愛が楽しいとか嬉しいとか、そういう経験、させてあげることが出来ていないような……ずっと、人生を生き抜くためのバディ、みたいな関係で……

もうちょっと、恋愛らしい恋愛を、彼女に経験してもらっていたら、いまの夫婦間の人間関係も、少し違っていたかもしれないけど、今となっては確かめることもできず、結果オーライ、みたいな状況でゆるゆると夫婦をやっているわけで……この、テキトーにゆるく、でも、付き合いが長いから、お互いの手の内も分かっていて、と言う関係が、自分達の落ち着き先だったのかな。