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2020年04月20日20:28

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東京都で新たに102人が感染 新型コロナウイルス

■東京都で新たに102人が感染 新型コロナウイルス
(朝日新聞デジタル - 04月20日 16:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6054124

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東京都内で20日、新型コロナウイルスの感染者が新たに102人確認されたことが、関係者への取材でわかった。19日までの感染者は計3082人だった。
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このウィルスが消える事はもう不可能だと考える方がいい。という事は毎年、流行するという事だし、それは普通の数と同様の話である。

今となれば感染力が強く、死亡率も低くない。少なくとも普通の風邪と同様には扱えない。インフルエンザと同じくらいには警戒しなければならない疫病という事になる。インフルエンザでさえ、毎年の流行によっては、死亡率は変動する。強毒型であったり弱毒型であったり、ウィルスはトヨタよりも頻繁にモデルチェンジする訳である。

そういう状況で封じ込めは不可能であるから、これはゾンビに例えると話が早い。最初はゾンビが発生しても全部駆逐しようと動くだろう。所が、発生率>駆逐率になれば、封じ込めは不可能である。すると人間の側が隔離されるしかない。だが、世界をゾンビの好きにさせる事は、経済的にも文化的にも人間が衰退するという意味である。

衰退するとは最終的には人口が減るという話である。これが野生動物なら、居住場所や個体の運不運などで増減が変わる。それは淘汰として強力に働くから疫病に強い個体が残る。

所が人間は各個体毎で疫病と向き合うのは不可能で先進国であれば、つまり国家単位で戦略を練らなければならない。という事は弱い個体に併せて施策を考えるという事であって、中国が経済的指標として掲げた先富論(先に豊かになれる者たちが富み、その後に続く)とは異なる。

幸いに、今回の疫病は世代ごとでリスクが異なり、若い世代のリスクが低い。これが逆なら絶望的であったが、若い世代のリスクが低いという事は、若者を中心に社会を組み替えれば、経済的にも文化的にも縮退させる必要が小さいという話である。

そういう社会の組み換えをするには、どしても政策的実施が必要であるから、現在の短期的混乱期の後には、長期的対応に基づいた社会構築が必要になる。それは個々でどうにかできるものではない。だが全体主義で全員を一律に御せばうまくいく話でもない。

世界中がこの疫病と向き合っているという事は世界中の国家の数だけ様々な取り組みがなされているという事である。どれが成功するかは誰にも分からないが、だれもが成功する方向を目指して動いている。

だが、どの地域でも若者がキーワードになるのは間違いないように思われる。リスクの低い人が社会を支える側に立ち、リスクのある人は隔離する。可能なら、地域毎に、自由域と隔離域に分離できればいいのだが、既にあるコミュニティを破壊する訳にはいくまい。

感染者は自由行動に基づいて経済を廻す側になる。すると未感染であるが、早急に感染するのが望ましい層と、感染を避ける層が存在する事になる。また、同時に、どの株が強毒でどの株が弱毒であるか、それがどの免疫システムとの組み合わせで起きるか。

本当はそういう知見が蓄積されるまで隔離できるのが望ましい。だが、恐らく現在の資本主義経済は、そのような猶予を持たない。短期的に最大利益をもたらすために、明日は今日と同じ一日がくるを大前提に組み替えてきたからだ。

だから誰もがリスクを持ちながら感染してゆくしかない。今の所、感染経路は口である。空気にいるウィルスを吸い込む事、手に付いたウィルスをなめる事、これが原因と考えられる。だからウィルスが待っている空間にはいかない。行くなら息を止める。息を止められないなら、話すな、歌うな、叫ぶなという話になる。更には手で顔を触るな、触るなら手袋を脱げ、または洗え、という話になる。

感染爆発が起きれば、重篤者が救いきれない可能性がある。そして医療崩壊とは、今の所、人工呼吸器が足りないという意味になっている。

だから治療方法が人工呼吸しかないのが問題であって、薬の投与で対応できるようになれば、状況は全然変わってゆくという事になる。そうすれば医療崩壊の閾値もぐっと上がる。ワクチンの開発が成功するかどうかは分からない。幾つかの有望な治療法、治療薬が見つかっているという話もある。感染者の血漿を輸血する事が効果があるらしい。すると感染者から輸血を効率的にする仕組みが必要という話になる。

世界中の医薬品メーカーが血眼になって薬の開発を進めている。早ければ8月には市場に投入されるのだろう。すると、4,5,6,7の四が月を乗り切る方法という話になる。薬があれば、大規模感染が起きても乗り切れる可能性が高い。加速度的に感染者爆発しても乗り切れるという話になる。

そして、その後の世界は大きく変わるはずである。それはこの疫病が社会に変化を強いているからだけではない。これだけの事件が起きても、社会が変わらないなど人間の気分が許さない、という話だ。我々の世界はこの疫病に対して無力であった。隔離する以外の手段を持たなかった。

そのような脆弱な社会に戻るという事を人間は望まないという話だ。だから新しくなる必要がある。我々の社会は、実はエビやカニなどと同様に脱皮しなければならない外骨格型の体制であった、という結論だ。

では社会が変わるとはどういう事か。どうなれば変わったと実感できるであろうか。気分の一新というものは歴史的に何度もあったはずだ。教科書で習う限り、我々はまた暗記しなければならないものが増えた程度でしか知らなかったものだ。歴史学はそういう事さえ伝えられないほど、安楽な世界に生きてきたという話でもある。

何かが新しくなる。21世紀はそこから始まる、そういう感じがする。した方がいい。

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