『EXIT』　2020年18作目　☆☆☆　ユナイテッドシネマ大河原

『EXIT』　2020年18作目　☆☆☆　ユナイテッドシネマ大河原

　韓国映画。
　就職に失敗したフリークライミング部出身の男と、部活の後輩の女子が主役。
　父親の古希祝いをしてたら、毒ガスがばら撒かれちゃって避難の為にビルの屋上に向う話。
　就職出来なくて色々云われるけど、今こそフリークライミングの腕前を見せる。
　てな映画なんだけど、韓国映画なもんでギャグ満載。お国柄でしょうか?
　毒ガスで死んじゃうんだから深刻でシリアスな場面なのに、ところどころで笑いを入れて来る。
　なので、深刻なんだけど何故か笑えてしまう。
　ロープを張って隣のビルに渡るシーンで、ダンベルを投げてロープロ張るんだけど、女子が渡ろうとする時に「投げたダンベルと体重どっちが重い?」的なシーンになって、女子が数え直してダンベルを追加したシーンは笑った。
　フリークライミングの選手だったんだけど、それはチョークとかロープとかカラナビとか道具があったから競技になったわけで、いきなり街中でビル登れ。とか云われても道具が無い訳さ。
　それを身の回りの物で何とかするあたりが見どころだし、実際にビルを登っていくシーンは迫力があった。
　何度か助かりかけるんだけど、そのたびに家族や逃げ遅れた人を助けるのを優先して何度も危機になって、何度も逃げ直すんだけど、最後に逃げ場が無くなる。
　もう駄目か…てなった時に助けに来るのが動画配信者とドローン。
　流石韓国。時代の最先端。
　ユーチューバーなのか何だか知らないけど、ドローンとリアルタイム配信で助ける。

　意外な助け舟だったけど、やっぱ韓国映画は違うね。
　楽しかったです。


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