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2020年04月17日22:04
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名物】ついに出戻り・変態ナンパ師エナ��
愛ミクの皆様、笑ってますか？
人は笑うと免疫力が上がるそうです。
世界のこの現状、不謹慎だとは捉えずに、
楽しくみんなで手をつないで楽しく生きるチャンスだと捉えようと言われています。
様々な業界の方々が、コロナ感染について、
力を入れています。
今が、いわゆる、
【ワンチーム】
ってやつが必要なのでしょうか。
そんな中、俺も現状を考えてみました。
ただでさえキングボンビーなのに、
この状況、長く続くのでしょうか？
まぁ、
そこに繋がるかどうかは分かりませんが、
一昔前、俺の日記の中でもなかなかの跳ね上がりを見せた、俺も嬉しかった日記があります。
俺は伝えたい事を伝える時と、物語を読んで欲しい時、その他、様々なキャラに変化します。
今日の主役、
【変態ナンパ師エナ】
については、ちょい昔に大量に書きました。
皆様のおかげで、盛り上がりました。
ありがとうございます
そのエナを、ちょいとばかし思い出していただきたいです。
名だたる主役たちの中でも、
存在感を際立たせていた男です。
初めての方は、過去の日記の、
号泣】変態ナンパ師エナの、有り得ない人助け
を、検索して探し当ててください。
俺は今の訴えかける日記以外にも、物語もたくさん書いています。
機会があったら過去に戻り、閲覧してください。大人にしか見れない日記も、当時の勢いで書いて、大ヒットいたしました(*´∇｀*)
え？
話を早く進めろって？
分かりました。初めての方も、エナ好きな方も、時を忘れて没頭しましょう。
自粛に負けないでくださいね
。。。。。福岡・天神。。。。。
福岡の都会、天神（てんじん）。
この街では、様々な人間ドラマが繰り広げられ、たくさんの人々が、欲望をチラつかせ、
欲に負けた人間たちが、罠に手を染め季節を通り過ぎていった。
そんな中、痩せた色黒の猫背の男が、
ナンパの、
【おこぼれ】
を楽しんでいた。
変態ナンパ師エナのナンパスタイルを、
少しし覗いてみよう。
エナはいつものように、おこぼれを探して歩き回っていた。
男2人が座った女性2人をナンパしている。
男A「ねぇねぇ、今からカラオケに行こうよ。
俺、周りからは上手いっていわれるよ。」
女A「誰もアンタの歌とか興味無いし。」
男B「そんなの聴いてみないと分からないよ。
コイツ本当に上手いよ。」
女B「興味ないって、聞こえなかった？」
女A「お疲れ。ナンパは興味ないから。
さようなら。」
男A B「せっかく人が下手から出てやったのに、ちゃんと話を聞けよな。ブス。」
エ「おいおい、そこの野郎どもよぉ。
ナンパが上手くいかなかったからって、
暴言吐いちゃあ、マナーのマの字も分からねぇってか？」
男A「誰だよ、うぜえなぁ。帰れよ。」
エ「なぁ、お姉さん方に聞くとしようかぁ。
コイツら2人と、俺、どっちが正しいかよ？」
女A「そりゃあ、ナンパ自体が嫌なんだけど、
こちらの2人が、乱暴で、野蛮。」
男A「はぁ？ナンパなんてこんなもんだろう。
野蛮な事はしてねぇよ。」
エ「そいつぁ、自分が見えてねぇなぁ、にいちゃん。2人そろって、ナンパのセンスがゼロだな。」
男B「現状を知らないアンタに何がわかるんだよ
」
エ「分かる分かる、横でずっと見てたぜぇ？
まず言葉使いは気をつけた方がいいなぁ。
断られた途端に罵倒するのもダメ中のダメ。」
男B「ちっ。アンタなにもんなんだよ？」
エ「天神界隈の治安を守ってんだよぉ。
俺をボコボコにしたいんだろぉ？」
男A「当たり前だろう。邪魔ばっかりしやがって
」
エ「はいはい、その前によぉ。一つ大切な事をお前らに言っておくよぉ。
俺はこう見えてもなぁ、多額の借金を背負ってんだなぁ。」
男B「それがどうした？殴らせろよ。」
エ「借金取りさんが来る時間なんだよなぁ、
この公園に。お前らその場でアウトだかんなぁ？」
男A「な、なんだよそれ。闇金かよ。
取り立て屋が怖いんだろ？」
エ「ご名答。俺がお金を返せなくなったら、
その原因に首突っ込んでくる怖いお兄さんがいるんだ。」
男B「それがどうした。俺らには関係ない。
あんた、運が悪かったわ。それパンチを。。」
？「はいはい、ストップちゃんでよろしく。」
エ「こんにちは、ちょうどここで待ち合わせでしたよね、ワニブチさん？」
ワ「うん。ここの方が僕も手っ取り早いからね。でさぁ。この青年たちは、エナを襲おうとしたの？」
男A「あ、あぁそうだよ。でもあんたには関係ない。帰ってくれ。」
ワ「いやぁ、そうもいかんのだよ。
このエナは、巨額の借金があるんだ。
この子がいなくなったら、
借金はチャラさ。
この子は守らないとね。なぁ、そうだよねエナ？」
エ「はい、この男性2人を黙らせてください。」
ワ「そっかぁ。じゃあ仕方ないね。君たち、
気絶する覚悟、出来てる？」
男B「そんなのあるワケないだろうっ
」
ワニブチの顔をストレートで殴りに行く男B。
そこにカウンターで、男Bのみぞおちにワニブチのひざげりが入る。
男B「ぐはっ。」
その場にうずくまる。
男A「か、勘弁してください
帰りますから」
ワ「君、親友を残して逃げるんだね。
なんて薄情な男なんだ。君が痛みを味わうべきさ。」
ワニブチ、飛び蹴りで男Aの顔面を強打。
男B「う、うわぁ〜、助けてください。
もう帰ります。二度とナンパなんかしません。
ごめんなさい
」
ワ「おっけー。エナにさえ手を出さなければ、
甘い目で見てやるよ、君たち。でも今日は撤収ね。ばいばい。」
男A B「すみませんでした
」
男A B、走ってその場を回避。
エ「ワニブチさん、ありがとうございました。
助かりましたよぉ。そこの、女性2人は名前書いてなかったなぁ。教えてくれよ？」
女A「まゆかって言います。」
女B「りなって言います。」
エ「良い名前だなぁ。悪者も逃走したし、
俺らもランチでもどう？
ここは、ワニブチさんのおごりで。」
ワ「エナは、最近僕の事、良いように利用してない？」
エ「いいえぇ。そんなワケないですよぉ。
命の恩人にそんな事は、さすがの俺も出来ませんねぇ。チビチビながら、借金返してるでしょう？」
ま「ワニブチさんって、何してる人なんですか？」
ワ「簡単に言えば、金貸し屋だね。
うちの借金を返してる人は、守るようになってんの。消えられたら怖いからね。」
り「ワニブチさんは、怖い人なんですか？」
ワ「はははっ。ストレートに聞くね。
嫌いじゃないよ。仕事柄、怖いところも見せないといけないんだよ。普段はオフだよ。」
エ「ワニブチさんのオンオフのギャップ、
ハンパないですよねぇ。今はオフですね。」
ワ「まぁ、一仕事終えたからね。
はい、ここの焼肉屋、僕のおごり。
どんどんお食べ。」
全員「えーーーーっ
」
エ「そんなにお世話になれませんよ。お金借りてるのに。」
ワ「まゆかちゃんに、りなちゃん。2人が可愛いから、許してあげる。その代わり、二度とあの場所で休憩したらダメだよ？」
女A B「はい。気をつけます。ごちそうさまでした」
ここで、まゆかちゃんと、りなちゃんとはお別れ。
エナとワニブチは、理不尽なナンパが行われていないかチェックのため歩き回った。
エ「ワニブチさん、なんでそんなに、俺に協力してくれるんですかぁ？負債者ですよぉ？」
ワ「君の心の奥底には、目に見えない優しさが溢れてるんだよ。長年この業界にいると、
直感で分かってしまう。だから、返済は待つ。
今の生活から、何か答えを出してごらんよ。」
エ「答えですかぁ。。俺には借金とナンパしかないですよぉ？」
ワ「今はね。これから分かってくるさ。
悪ガキどもはいないみたいだね。
本来なら、さっきの2人が、ハイエナナンパのターゲットだったんだろう？」
エ「はい。。でもなんかタイミング逃しちまって。」
ワ「僕が現れたからね。ゴメンね。
だから、今夜は僕のおごりさ。」
エ「またですか？もういいですよぉ。
罪悪感がたまらないですよぉ。」
ワ「エナ。君は不幸な家庭生活の環境だった。
自分が嫌いで仕方なかった。
そんな中で編み出したのが、
【おこぼれナンパ】
なんだろう？
天神だったら、本格的に悪い奴はそうそういない。中洲に比べたらな。
君だけのナンパ道を、確立してみなよ。」
エナは、ワニブチの的確なアドバイスで、
道を修正することになる。
とはいえ、お金に困っているので、
パトロンを数名囲っていた。
世の中には、まだまだ私たちが知らない人種がたくさんいるようだ。
貢いでもらって生活しているのも、一つの才能なのかもしれない。
パトロン側は、好きでサポートをしているので、不思議な関係性で、生活が成り立つ。
新たなパトロンの開拓も怠ってなかったエナ。
しかし、エナはもうこの生活に飽き飽きしていた。
社員として会社からお給料をもらう感覚が、
エナには分からない。
あの手この手で今まで生き延びてきて、
年齢が上がりだすと、こうフラフラもしてられなくなる。
おこぼれナンパを極めないといけない。
極めただけでは、パトロン無しで生活ができなくなる。
ここでエナは考えた。
自分のおこぼれナンパを、人に教えたらどうだろう。それなりの料金をとって。
人に物を教えるのは苦手だが、
あくまで一つの選択肢として頭の片隅に置いた。
エ「俺にビジネスのセンスなんてねぇょ。
何をどうすりゃいいんだよぉ。
今は生活に困ってないけど、後々考えたらなぁ。将来もお金がかさむよなぁ。」
一つ事件が解決したので、今日はそれでヨシとした。
いつものネットカフェで、寝泊りをする。
。。。。翌朝。。。。。
エナはアラームより早く起きて、
ワニブチの事務所へ向かった。
ワニブチにしか分からないお金の稼ぎ方を教えてもらうためだ。
エ「本当に俺には稼ぐセンスがねぇよぉ。
一匹狼が向いてるんだよぉ。しんどいなぁ。」
。。。。。ワニブチの自宅に到着。。。。。
眠気と緊張の入り乱れる中、
ついにエナは、ワニブチと、狭い客室で向かい合う事になる。
さぁ、変態ナンパ師エナは、ビジネスチャンスをつかめるのか？？
ちょうど良いタイミングで、ーつづくー
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