mixiユーザー(id:5729926)

2020年04月16日21:40

128 view

日本と欧米の社会保障の考え方

■10万円給付、20年度補正で=所得制限なく国民一律―安倍首相譲歩、予算組み替え
(時事通信社 - 04月16日 14:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6049280

漸く給付金決まったんだ。
一律10万円は日本の政治ににしてはかなり頑張ったんじゃないだろうか?
でもこれが【自己申告制だとしたら意味がない】し、
【配り方】の問題も解決した訳じゃないから、
まだ安心半分と言った所だと思ってる。


《日本と欧米の社会保障の考え方》

んで本題。
今回の1件で【日本の社会保障の在り方】は普段政治に興味がない人でも考えさせられた人は多いと思う。
普段では仕事があって賃金が貰えるから【自分が社会保障を受ける対象のイメージが出来ない】人が多く、
社会保障に対しては対岸の火事で楽観視して自分の身に起こり得ない事だと思っている人は多かったと思う。
しかし今回のコロナウィルスは、
貧富に関係なく等しく全ての人間に害を無し、
健康不健康に関わらず職を奪うという甚大な被害を齎し、
健康だから大丈夫という従来の安心感を見事にブチ壊した。

そうして社会保障について他人事では無くなった中で次に考えなければならないのが、
【何処まで救うのか?】という議題だ。


《国とは何か?》

これは生活保護や子育て手当等の給付金全般に関わる話で、
【一律にするか制限をつけるか】という議論は必ず出てくる。
これは社会保障についての考え方、
もっと言えば【国についての考え方の違い】だと思っている。

日本=仕事していない奴はあげない・金持ちにはあげない
欧米=国籍があれば一律に支給

この違いは何か?というと【国の意識の違い】だと思う

日本=国は信用出来ないから自分の身では自分で守る、だから他人の利益よりも自分の利益を優先する
欧米=国は信用している、国とは国民の家である。

って感じだと思う。
日本人は【政治は信用できない、自分の身は自分で守る】と考える人が多く、
これは【国という制度が機能していない】って事を現していると思う。

国という意識が機能しているならば、
【同じ国籍を持っている者は国という大きな共同体の家族であり、人格に関わらず助ける】
と考えるのが一般的である。
こうした【帰属意識の低さ】が僕は一律給付の妨げとなり、
【みんなが助かるよりも自分が他人よりも得をしたい】
という僻みや妬みが【国という制度の機能を著しく妨害している】
もしも国民が国の家族という意識があるのであれば【人格に関係なく見捨てるという決断はしないだろう】


《暴動やテロの一歩手前》

僕は今回一律ではなく制限を付けていたら、僕は日本国内でテロや暴動が起きる可能性は合ったと思っている。

要は【国が一部の国民は見捨てる】というのを名言した事と同じであり、
生活保護で度々問題にされてきた【全ての国民を救うという国の姿勢】が捲れた瞬間だと思っている。

これはそのまま国への信頼であり、
【どんなになっても国は国民を見捨てないという意思表示】になったのではないだろうか?

ただこの一律給付に反対している人は今でも居て、
その人達は【弱者を切り捨て強者だけの国を作る選民思想の持ち主】だと僕は思っている。

弱者も救う国民を家族とする様な国か
弱者を見捨てて強者だけが甘い汁を吸える国か

どちらが正しいと言う事は無いが、
【国の信頼や国というモノの在り方】を政治に興味がない人達でも考えるには、
今回のコロナは大きなきっかけになったのではないだろうか?

6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する