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2020年04月14日00:11

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自宅という名の危険地帯

笑う事が健康に良いというのは、今や誰もが知っている事でしょうね。
従って、沢山笑う事が一種の健康法と言えない事もないわけですが、
英国人の場合、乳幼児は一日で最大三百回笑うそうですね。


ところがこれが、十代になると六回に回数が落ち、
六十歳以上は、二・五回しか笑わないそうですね。
還暦を過ぎると、面白い事があっても笑わなくなる代わりに、
ちょっと歩くと膝が笑っちゃうようになるわけですね。


さらに、もっと年を取れば、ほとんど笑わなくなってしまうわけで、
「ワシも年を取ったから、笑えるような事は何もないわ。
それどころか、来年は生きてるかどうかが心配じゃ・・・」
なんて言ってたら、鬼が笑ってたって話があるくらいでね。
英国人でも日本人でも、健康維持のために、意識して笑うようにした方がいいですよね。


年を取ると、自分が認知症になりはしないかと心配になるわけですが、
最近の研究で、若い頃『宝塚歌劇団』に所属していた女性は、
年を取っても認知能力が高いという事が判ってきたようですね。
つまり『タカラジェンヌはボケない』という事ですよ。


平均年齢八十歳の宝塚OGの脳の機能を調べたところ、
言葉の復唱や計算能力が、同年代の一般女性に比べて、はるかに高かったそうですね。
これは、若い頃に音楽やダンスに集中する事が、
認知症の予防に役立つ可能性があるという事だそうです。


「どうして宝塚OGは、一般女性に比べて脳の働きがいいんでしょうかね?」ったら、
「元気な人を選んで検査してるからです」
って言ってましたけどね。


高齢者の方が自宅の階段から落ちて亡くなってしまうという痛ましい事故が時々ありますが、
この階段を始めとして、高齢者の方にとっては、家の中に
危険なポイントが幾つも存在してるわけですね。


東京都の国民生活センターによると、
六十五歳以上の高齢者の事故の六割が住宅内なんですね。
特に多いのが、やはり床や階段での転倒、転落です。


人間誰しも、年を取ると筋力が低下しますから、脳が足の上げ下げを命令しても、
筋力が弱っているため、思ったように上がらないんですね。
その結果、足を踏み外したり、足がもつれて転倒してしまうわけです。


それを防ぐためには、階段の一段の高さを低くする事ですね。
一段の高さを二センチくらいにしましてね。
そうしますと、二階に上がるための階段だけで、
二百メートルくらい敷地を確保する必要がありますから、
滑走路みたいな家が必要になりますね。


それから『階段の手すり』も必需品です。
「ワシは足が悪いが、手すりがあるお陰で、階段の上り下りができるわい」
なんてんで、二階へ上がって手を見ると、血だらけになってましてね。
よ〜く見たら、『手すり』じゃなくて『やすり』が付いてたりしてね。


のどに食べ物を詰まらせての窒息事故も多いです。
特に危ないのが『お餅』ですね。
お餅は四角や丸や楕円形といった様々な形がありますが、
高齢者の事故防止の観点から『レンコンタイプのお餅』というのが作られるかもしれませんね。
レンコンみたく、いくつも穴が開いたお餅なら、
万が一喉に詰まらせても呼吸ができるってんでね。
それでも詰まってしまった場合には、目の前に、ハスの花が見えるわけですね。


とあるお爺ちゃんが、いびきかいて昼寝してたら、
棚に置いてあったお餅が転がってきて口に入って窒息しかけたという事があるそうですが、
世の中には、アンラッキーな『棚からぼた餅』もあるという事が立証されたわけですね。


微笑亭さん太
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