このコロナ騒ぎにかこつけてヒマな時間で仕上げる事が出来た電源。
左が自作電源、右はZOOMF4レコーダー、レコーダーの上にあるのがメーカー純正ACアダプター。
電源の心臓部には低ESRのMUSEコンデンサーをおごってやった。金色のやつがソレ。
電源スイッチとケーブルを放熱器と同じ面に配置したのは、スイッチ、ケーブルを物理的衝撃から保護するため。雑な扱いにも耐えてもらわねば。
で、早速オシロスコープで純正ACアダプターと比較してみた。
ACアダプターの出力波形はこのように汚い。リップルが取り切れてないのだと思う。
こちらが自作電源の波形。素晴らしいローノイズぶり!
ではそれぞれの電源で無音を収録してノイズレベルに差が出るかどうかを観測してみた。
それぞれのFFTデータを重ねてみたが、ぴったり一致した。要するに差が出なかった。付属のACアダプターでも充分だという事。これまでの苦労はなんだったのか、チャンチャン!
ちなみに音質評価はしていない。差がないとはいえ、録音会などには絶対に自作電源を使うつもりでいる。でないと何のために作ったのかわからないからである(笑)。こうなると意地以外の何物でもないが、趣味とはそういう物である。
負け惜しみを言うわけではないが、この2か月間、ドリルやはんだごてを握ってあれこれやったのは楽しかったので、そういう意味では趣味を満喫できた。・・・ってやっぱり負け惜しみか?
ログインしてコメントを確認・投稿する